イースタン・プロミスに於ける時間経過の考察その1

    2008.09.17 Wednesday| 01:14 |
って、ちょいと論文調のタイトルにしてみた。
先日の記事にも書いたのですが、ちょいとした必要がありまして、「イースタン・プロミス」での 時計 時間経過についてあれこれ考えてみたのです。
映画館で観ている時は役者(つーか、80%くらいヴィゴ)の演技を観るのに必死で、頭の隅に引っかかるものはあってもそれほどの違和感ではなかったですが、あらためてDVD(アメリカ版)で検証してみると、物語内での時間経過にかなり曖昧な箇所があるのです。
エピソードからエピソードまで一体どのくらいの日にちが経っているのか、結構判りにくい。
発端と終幕の日にちだけははっきりしているので、登場人物の行動や服装の変化、屋外シーンの変遷を参考にしながら精査してみました。

注意!
以下の記事には、ネタバレどころか映画の内容が細部まで書き込まれております。
未見の方でネタバレNGな方は絶対にご覧にならないよう、お願いいたします。


映画の中で日時が明確にされるのは一箇所だけ、タチアナ死亡のシーンです。
12月20日23時13分、これは間違い無い。アンナが言葉に出してるし、字幕にも出る。このシーンに先立って繰り広げられたソイカ殺害については、日にち不明。同日か、せいぜい1〜2日前の出来事と推測
【12月20日/雨】
夕方から夜、タチアナが病院に担ぎ込まれる。出産後、死亡。



次はアンナがバイクで帰宅するシーンなんですが、太陽光線の加減や道路の状況などから判断して、夜勤明けで朝帰りということなんだと思われます。
ここの日付を一旦、12月21日と推測します。
続いては、仮眠後に目覚めたアンナが母や伯父とやりとりするシーン。ロシア人の伯父がタチアナの日記翻訳に後ろ向きなことから、タチアナの日記に挟み込まれていた「トランス・シベリアン」を訪ねることになるんだけど、夜勤明けの朝帰りの続きの日だとしたら、アンナが初めて「トランス・シベリアン」を訪ねたのも同じ日ということになります。
アンナが「トランス・シベリアン」を訪ねると、レストランは身内のパーティの準備中。このパーティって、クリスマスパーティなのかなあ?ちょっと早いよね。クリスマス当日は家族で祝うから、仕事関係(って、マフィアだけど)のパーティを前倒しで開催したのかしら?
まあ、それは別にそんなにおかしくはない。日本でだってそんなの普通だし、12月になったらお店も家庭もクリスマスツリーやオーナメントが飾り付けられているのは当たり前だし。
ところがですね、ちょっと変だなと思ったのは、その後帰宅したアンナの家でのディナー、これがいかにもクリスマスっぽいんだよね。
ターキーだかチキンだかが丸ごと一羽テーブルに乗ってるし、伯父さんも同席してるし。伯父さんは年中アンナの家に入り浸ってるっぽいから、例え普段の日の夕食を共にしててもおかしくは無いんだけど。
もしかしてこの日が12月24日なのかしら?でも、そう考えると、後の日程がとてつもなく詰まってキツキツになってしまいます。なので、取り敢えず仮に、この日は12月21日であることに決定。
この日は、キリルとニコライにも大仕事がありました。
パーティ終了後、アジムと連れ立ってアジムの店にやってきたキリルとニコライ。ニコライはこの夜、ソイカの死体を始末するのです。
【12月21日/晴れ 】
夜勤明けのアンナ、午後以降「トランス・シベリアン」を訪ね、ニコライ、キリル、セミヨンに出会う。
夜、ソイカの死体をニコライが始末する。




翌日の夜、前日のセミヨンとの約束通り、日記(実際にはコピー)を持参して「トランス・シベリアン」を訪ねるアンナ。渡されたのがコピーで思惑の外れたセミヨンは、今晩は翻訳は無理だといってアンナを帰します。
入れ違いで帰ってきた大酔っぱらいのキリルに、怒鳴るセミヨン。クリスマスに関係無い店(?)で飲んできたんだと言い訳するニコライ(ここの箇所、英語字幕が上手く読み取れませんでした…)。
って、やっぱりこの日がクリスマスなのか?前日のパーティはクリスマスイヴのパーティだったのか?と悩む私。
うーん。悩ましいけど、一応、前日からの続きということで、この日は12月22日ということにしておこう。
降りしきる雨の中、バイクが動かず立ち往生しているアンナを、ニコライは自宅まで送り届けます。
【12月22日/雨】
夜、アンナが「トランス・シベリアン」を再訪。ニコライ、アンナを自宅に送る。



多分、翌日のこと。ソイカの死体が発見されます。スコットランドヤードのユーリが登場し、ニコライが仕込んだメモを発見します。
ニコライはキリルに連れられ、真昼間っから娼館へ。キリルに強制され、売られてきた少女を抱くニコライ。
夕方、セミヨンがアンナを訪ねてトラファルガー病院に現れます。遠回しながらも明らかな脅しに愕然とするアンナ。
【12月23日/曇り】
ソイカの死体発見。キリルとニコライ、娼館へ行く。セミヨンがトラファルガー病院を訪ねる。



翌日。またも夜勤明けなのでしょうか。アンナの自宅です。タチアナの日記によって、どうやらロシアン・マフィアに関わってしまったことを母と伯父に打ち明けるアンナ。嘆く母、怒る伯父。
一方、「トランス・シベリアン」ではソイカ殺しの一件がセミヨンにバレてしまい、キリルは思いっきり怒られます。キリルを庇って、セミヨンをなだめるニコライ。
セミヨンはアンナから日記を受け取ってくるよう、ニコライに命令します。
【12月24日/曇り?】
アンナ、日記とセミヨンの件を母と伯父に話す。
ソイカの一件がばれ、キリルとニコライがセミヨンに怒られる。



多分、翌日の昼間。ファーストフード店で待ち合わせをした、アンナ(&母&伯父)とニコライ。
ニコライがタチアナの故郷について何も知らないことにアンナは困惑し、伯父は激昂します。
夜、レストランに戻ったニコライがセミヨンに日記を渡すと、今度はアンナの伯父を殺すようセミヨンに命令されます。
【12月25日/曇り】
昼、アンナがニコライに日記を渡す。夜、ニコライがセミヨンに日記を渡す。



多分、翌日の昼間もしくは夕方かも。病院から出てきたアンナをニコライが待ち受けています。
先日の雨の日に故障してしまったアンナのバイクを修理し、届けに来たのです。ニコライはタチアナの故郷の住所をアンナに渡しますが、そこは赤ん坊の育つ場所としては適切でない、赤ん坊は英国で育つべきだと告げます。複雑な心境のアンナ。



夜、ロシア人老女の誕生パーティが開催されている「トランス・シベリアン」、アジムがセミヨンを訪ねて来ます。ソイカ殺しの一件でソイカの兄弟がキリルを狙っていることを知らされたセミヨンは一計を巡らし、二日の猶予(←ここ重要)が必要である旨をアジムに告げます。
セミヨンはニコライにヴォリ・ヴ・ザコネの正式メンバーになるよう良い私、自分の頭ごなしにそれを決められたキリルは複雑な思いを抱えながらも、ニコライを祝福します。
夜半過ぎ、アンナの伯父の住居を訪ねるニコライ。
【12月26日/曇り?】ニコライ、アンナを訪ねて修理したバイクとタチアナの故郷のメモを渡す。
セミヨン、キリルの命が狙われていることをアジムから知らされる。
ニコライ、セミヨンにヴォールメンバーになるよう告げられる。



…な、長い。終わんない。 たらーっ 続きはまた明日!

コメント
コメントする








   
この記事のトラックバックURL
トラックバック

calendar

S M T W T F S
      1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
30      
<< September 2018 >>

selected entries

recent comment

categories

Twitter

recommend

recommend

recommend

recommend

recommend

recommend

recommend

recommend

recommend

recommend

recommend

recommend

recommend

recommend

recommend

recommend

recommend

recommend

recommend

archives

links

profile

search this site.

others

mobile

qrcode

powered

無料ブログ作成サービス JUGEM