ジョーカー第7回&前回までの覚書

    2010.08.24 Tuesday| 23:52 |
※注意! 
以下は、「ジョーカー 許されざる捜査官」第7回分を中心とした、ネタバレ感想です。
ネタバレNGの方は回れ右!にてお願いいたします。



今夜は、「ジョーカー 許されざる捜査官」第7回の放送でした。
実に密度の濃い、盛り沢山な内容でしたねえ。
模倣犯の登場はもちろんのこと、マスターは井筒課長への疑念をストレートに吐き出すし、冴子は伊達のことすら信用出来ないと口走るし、井筒課長は「俺が〇〇した」なんて爆弾発言するし。
あすかは人様の机ん中漁るし、伊達は本来の切れ者ぶりを露わにし始めるし、久遠の伊達への信頼と想い入れは募る一方だし。
…若干、微妙な表現が交じってますが、まあ、勢いで読み飛ばしてやってください。

事前予想はしていたものの、模倣犯の登場で物語が思った以上に大きく動きだしました。
前回までのような一話完結の物語ではなく、次回以降に繋がる内容だったのが最大の特徴。
しかも、単にストーリーが続いているというだけでなく、裏の制裁人としての伊達の心情や立場を揺らがせ変化させるという意味で、大転換の回となっております。
模倣犯と思しき人物が登場し、動き始めた時には、正直、ちょっと演技過剰でやり過ぎではないかと思ったのでした。第一回の犯人役の演技もそうだったけど、あからさまな狂気の演技が少々鼻に付いちゃって。
模倣犯のやり口があまりにも稚拙だし、出たとこ勝負のその場しのぎにしか見えず、途中まではてっきり、最後に伊達にガツン!とやられて、「お前に明日は来ない」で終りかと。
ところがどっこい、次回以降に続くとは。

模倣犯が単独犯だったとしたら、この展開には違和感があったと思うのです。あの若ゾーがあの危うい調子で「仕置き」を続けていたら、早晩、露見すること間違い無しだもん。
ところがねえ、まさか、共犯がいたとは。しかも、まさかのあの人が。
ラスト近く、彼が模倣犯の共犯だと判ったシーンで、彼の口走った台詞が怖かった。
「弟を傷つける奴は許さない」
うんぎゃあ、怖いよお。静かな狂気、確かな凄みを感じました。
それまでの登場シーンでは人当たりの良い、毒にも薬にもならない人物といった風を装っていたくせにー。いや、よーく考えてみれば、途中まで見せかけていたような、あんなちょい役であの役者さんは勿体無いよね。地味だけど、良い役者だもん。
ちなみに、堺雅人とは組!仲間だあね。山南敬助とも縁の深い、尾形俊太郎を演じていた俳優・飯田基祐です。
彼の登場によって模倣犯一味(?)に厚みが加わり、次回以降の展開がより興味深くなりました。
撃たれた伊達はどうなるのか。予告映像によると、あれで死んじゃうことは無く(そしたらドラマ終わっちゃう)、どこかに監禁されるっぽい。
気絶させられていた久遠はどうにか逃げ出すようだけど、警察に戻って、何をどこまで話すんだろう。全部を話してしまうわけにはいかないし、と言って、ある程度説明しなきゃ伊達を助けることは出来ないだろうし。
そういやあ、模倣犯が久遠を掻き口説いてるらしいシーンも挿入されていたなあ。伊達に引っ付いてないで、こっちの味方になれってことなんだろうなあ。
「伊達さんにはもう無理だ。迷ったら人は裁けない」
…ある意味確かにそうかもしれん。しかし、迷わずに人を裁く=殺すようになった時点で、人は人では無くなってしまうよね。
うわーん、来週が楽しみだー!


以下は、これまでの放送回ごとのプチ感想。
ツイッターでつぶやいた内容プラスαを、自分的覚書として記しておきます。

【8/4 第4回放送分】 
回を追うごとに伊達の置かれている状況や心情が徐々に変わっていき、伊達や周囲の人物たちの過去が見え隠れし、そしてますます謎が深まっていく。実に実に興味深い。
初回に思った通り、とても丁寧に作られたドラマであることをつくづく感じた。
伊達の秘密に気付いた久遠に、マスターがトコトン手厳しい。まるで駄々っ子みたいな言動が、実に可笑しい。どうやら、自分と伊達との間に誰か(お邪魔虫)が入ってくるのが嫌なんじゃないかなあ?いや、絶対そうだ。間違いない。三角関係萌え(笑)。
前回、第2回放送分から、伊達が手品技を見せるようになった。
この回に披露した口からトランプをダーっと吐き出すヤツ、「新選組!」で土方歳三を演じた山本耕史の得意技なんだよね。新選組!放送当時、バラエティ番組なんかで盛んにやらされてました。
もしかして、ヤマッコに教えを請うたのかもー。
いや、もしかしてではなく、そうに違いない。当時から、「耕史君は手品が上手で〜」とかよく話してたんだよね、堺雅人。
今でも組!仲間で飲んだりしているみたいだし、飲み会の席で「今度のドラマで…」とか話したら、大喜びでレクチャーしちゃうよね、やまっこ(そう云うキャラです)。あー、想像すると楽しいなあ。
※注意!全て筆者の妄想です。ニュースソースがある訳じゃない単なる戯言ゆえ、ご了承をば。


【8/11 第5回放送分】
新選組!で明里(山南敬助が身請けし、共に出奔する遊女)を演じた鈴木砂羽が犯人役で共演。
明里はほのぼの癒し系だったが、今回の弁護士役は上昇志向と欲にまみれた、これでもか!と云うくらいに嫌な女。
ここまでに登場した犯人役の中でも、一番強烈な人物だったんじゃないかなあ。伊達と対峙するシーンなんて、ど迫力の一言。
一方の伊達=堺雅人の演技には、いつも通り、落ち着いた中に秘めた情熱を感じさせられた。真っ向勝負の二人の演技には、実力派の名に恥じない確かなオーラがありました。
井筒課長が怪しいぞフラッグが立ったが、それじゃひねりが無な過ぎな気もする。まだ第5回で、半分まで至ってないことを考えると、早過ぎる。
しかし、推理小説や連続ドラマの常識としては、前半までの登場人物の中に犯人が居るのがお約束。後半になっていきなり登場してきた人物が「私が犯人だ」じゃあ、反則と云うものです。
宮城夏樹が刺された時、「あなたが」と敬語を使う相手が犯人…そうなると目上ってことになるねえ。となると、該当者は井筒と三上(マスター)の二人しか居ないんだよね。
うーむ。
さて、萌え視点。このドラマは回を重ねるごとに、伊達を可愛く撮る!と云う製作側の意図がはっきりしてきているように思う。
首を傾げたり、口を尖らせたり、頬を膨らませたり(ぶりっ子!)、ちきしょー可愛いじゃねえか!
憂いを秘めた伏目がちな表情、苦悩する横顔、怒りに燃える強い視線、くちょー!カッコいいじゃないか!!
それでもって、久遠は伊達のこと好き過ぎだよねえ? 見えない尻尾をブンブン振り回しながら、後を追っ掛け回している感じ。
マスターと久遠のバトルは既に恒例化。マスター、大人気なくも嫉妬してるようにしか見えんからヤメレ(本音としてはもっとやれ)。
※注意! 全て筆者の独断と偏見です。スルー推奨です。


【8/18 第六回放送分】
親による実子への虐待がテーマでした。
昨今大きな問題となっているテーマなのだが、人物設定や状況描写が類型的だったかなあ。予想通りの展開で、少々肩透かし。
なーんて考えながら観ていたら、今回初めて、伊達さんの決め台詞「お前に明日は来ない」が無かったよ! そうか、そう来たか。
ありきたりのストーリーと見せつつも、お決まりパターンを意図的に崩している。ワンクールのドラマ、その全体の構成をしっかり考えて作っていると感じた。
ストーリーに関連して、久遠の過去が判明。背中に残る傷跡から、うすうすそんなところではないかとは思っていたのだが、当たりでした。ちょっと残念だったのは、案外あっさりと久遠が過去から脱却してしまった点。そんな簡単なもんじゃねーだろ、と思はないことも無いが、それでなくても謎満載の物語、久遠の過去話をあまり引っ張ると尚更ややこしくなりそうだから、ここいら辺で決着付けとこ、って感じだったのかなあ。
人間関係がかなりキナ臭くなってきました。前回の放送から課長が怪しいぞフラッグが立ちっぱなしなんだけど、このままスンナリ課長で決まり!ってことにはならないよねえ。
五年前の宮城夏樹殺害事件の際、容疑者の一人だった井筒課長を伊達が庇っていたと言うのが、実に意外だった。
それでもって、その一件がどうにもこうにも気に入らないらしいマスターの言動、態度に至極納得。井筒課長とマスター、過去に一悶着あったとみた。
久遠のワンコっぷりは相変わらず。正直あまり興味の無い役者さんだったのだが(スミマセン)、だんだん可愛く見えてきたぞ。
このところ、来栖刑事がちょっとお気に入り。伊達のことが気になって仕方が無いくせに、ツンケンしたり、意地の悪いことを言ったり。
こういうキャラのことをツンデレと言うんかいね? それとも、好きな子を苛める小学生?


コメント
>にゃんこさん

コメントありがとうございます!
妄想を楽しんでいただき感謝です!(笑)

それにつけても、回を重ねるごとにますます可愛くなっていく伊達さんと、より可愛く描こうという製作側の皆様ってば、ホントにどうしてくれようかって感じですよねえ。
レスが遅くなっているうちに(スミマセン!)、上記記事の次の回まで進んじゃいましたが、第8回の放送での伊達の可愛さぶりは…まことにもって尋常じゃない。

来栖刑事、いいですよねえ。
最初は単なる脇キャラ、主人公を苛める意地悪キャラかと思っていたんですが、実は伊達に対して複雑な感情を抱いているっていうのが判ってきて、これはなかなか味わい甲斐があるぞと思い直しました。
このままツンデレキャラで押し通すのもいいけど、伊達のピンチに遭遇してアタフタしたり心配したりするっていうのもいいなあ、などと妄想中。



>るでぃさん

いつもながらの妄想記事なんですが、面白いと思っていただけて、良かったです!
るでぃさんも書いていらした通り、伊達は常に自分自身の行いに疑念と葛藤を抱いている姿が、良いんですよね。
時代劇であるなら、法の裏側で悪人をやっつける、で良いと思うんですよ。リアリティに眼を瞑っても無問題なのが、時代劇ならではの様式美なので。
でも、現代劇はそうはいかない。
物語を誠実にきちんと描こうと思えば、伊達の苦悩はある意味当然なんですよね。

「新選組!」着々とご覧になっているようですね!
私もやまっこ(山本耕史)は大好きですー。土方の扮装をしている彼は特に美しいですよね。
新選組が好きで、映画もドラマも有名どころは観てますが、最高の土方役者だと思います。
組!を全部ご覧になったら、続編の「土方歳三 最期の一日」も是非観てみてください。山南さんも、ちょいと登場します。
きゃんさんらしい切り口で、とっても面白かったです♪
ジョーカーが始まる前は、「裏の顔」ってこの模倣犯みたいなの?
と思ってました。
今の伊達の「もしかして自分も同じことしてる? いや違うはず…」
と苦悩している姿がとても興味深いです。
伊達が帰った後のマスターの表情もよかったですよね。

新撰組!…また見始めてますが、私はけっこう耕史君をひいきにしてます。
明里はまだみていないので、山南との絡みが楽しみです♪
  • るでぃ
  • 2010/08/26 9:15 AM
いよいよクライマックスに突入って感じですよね。
ハラハラ、ドキドキです〜。

きゃんさんの妄想、楽しく読ませていただきましたよ(^^)
伊達さんの可愛らしさ、もう尋常じゃない!
そして、伊達さんが周りからいたぶられればいたぶられるほど萌〜な危険なワタシ(笑)

実は私も来栖役の平山さん好きです。
コード・ブルーで主役級を差し置いて私の一番のお気に入りでした。
今回の堺さんとの共演をとっても楽しみにしてたんです〜〜。もっと絡みが増えてくるといいなぁ\(^o^)/
  • にゃんこ
  • 2010/08/25 7:01 PM
当方は情報ブログではありませんので、あくまでも冗談、戯言のつもりで書いているのですが、ソースのご提供は感謝いたします。
それとも、上の文章はあくまでも本当のことだ信じろ!と云うニュアンスがありましたでしょうか? だとしたら、私の文章の拙さゆえですので、心よりお詫び申し上げます。
役者が映画テレビで特別な何かを披露する際、きちんとプロについて習うのは当然のこと。ましてや、それが堺雅人なら尚更のこと。重々承知しております。
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