二度目の「ザ・ロード」観賞

    2010.07.15 Thursday| 23:55 |
二週間のご無沙汰でした。
サッカーワールドカップ南アフリカ大会の熱狂も過ぎ去り、少々燃え尽き症候群なわたくしです(って、お前は闘莉王か!)。
一ヶ月に亘る開催期間、就寝時間はメッチャ遅くなるは、当然ながら、睡眠時間はメチャクチャ減るはで、すっかりバイオリズムが狂ってしまっておりました。要するに時差ボケみたいなもんなんでしょうねえ。W杯閉幕後、一週間も経ってようやく身体のリズムが戻ってきたような、こないような。
映画を観るペースはまだ元通りとは言えないのだけれども、映画館にはここ二週間で三度ほど出向きましたよ。
私にしては、まあまあ多いほうかな。好き嫌い多いし、役者本位主義だから、好き俳優が出てないと、かなりの話題作でも観に行かないしね(アバターとか、アバターとか、アバターとか)

先ずは先週の水曜日、7月7日にようやく、「ザ・ロード」を再見してきました。
試写会では観たものの、映画専門の会場では無かったので非常灯の明かりが気になるし、音響もあまり良くなかったし。そして何よりも、観客の皆さん全てが、この映画を是非とも観たい!と思って駆けつけた人ばかりとは言えないことによる、マナーの悪さも気になるしで。
早く映画館のスクリーンで観たいと切望していたのですが、どうにもスケジュールを組めず、ツイッターでの皆様の「ザ・ロード観ました!」ツイートを指を咥えて眺めること暫し。
仕事で都内に出る機会を得て、ようやくシャンテに駆けつけたような次第。

仕事の前に観なきゃならないスケジュールだったので、観賞に臨んだのは初回上映9:20から。
この日の前夜はオランダvsウルグアイ戦だったのだが、涙を飲んで諦めて(ヴィゴ>フォルランだから当然と言えば当然)、0時に就寝。
朝が半端無く弱い私が6時半に起きて、仕度して、大嫌いな満員電車に揺られてまでしたのは、ひたすらにヴィゴへの愛ゆえの所業と思ってやってくんな。

電車が若干遅れて、シャンテに到着したのが9:10頃でした。
早速チケットを購入すべく窓口に並ぶと、後ろには母娘らしいお二人連れ。レディースデイなので、映画のハシゴをするおつもりらしい。聞き耳頭巾をしていたわけじゃないけど、すぐ後ろにいらっしゃるからね、会話が耳に入っちゃうのだ。

お母上らしき方: 「先ずどれを観るの?こっち?ロードって言うほう?」
娘さんらしき方: 「ロードにしようかな。ネットで観たんだけど、親子モノでね、すごく良いらしいよ」
わたくし: 『すっごく良い映画ですから!是非こちらからご覧ください!!』←もちろん、心の声。

思わず商売人根性を出して、揉み手してお薦めしてしまうところでした(ちょっと嘘)。
さて、入場です。200人超のキャパに観客は3割程度。レディースデイだから、もうちょっと賑わっているかと思ったので、若干肩透かし。
地元隣接のシネコンとは違って、東京のど真ん中は日比谷、そこで午前中9時過ぎからの上映回ってことを考えれば、少ないとは言えないかも。むしろ夕方、仕事帰りに立ち寄るお客さんが多いだろうと勝手に予想してみたりして。
観客は女性客が殆どでしたが、年配の男性客もチラホラ見かけました。定年退職して悠々自適な生活をしている映画マニア、と言った雰囲気。そう言えば、私の前にチケットを買っていた人も60代くらいの男性だったな。

映画自体の感想は、先日の試写会の記事をご参照いただけると幸い。
◆「ザ・ロード」〜試写会ご報告と感想

以前に書いた、原作本レビューはこちら。
◆容赦無く残酷で途轍もなく美しい〜「ザ・ロード」


この後、ネタバレあり。ご注意!


映画のラスト、少年が亡くなった父親に最後の別れをするシーン。試写会の時には気付かなかったのだけれども、父親の毛布と自分の毛布を取替えっこしておりました。
横たわるパパには自分が使っていたベージュ色の毛布を掛け、自分はパパのグレーの毛布を羽織るのだ。
この環境の中で育ったこの少年に、形見という概念があるかどうかは判らないけれども、自分のぬくもりを父親に残し、父親の匂いや感触を少しでも自分が覚えていようと考えた故の行動であることは間違い無いと思う。

映画終りで泣いている観客も見かけましたが、特筆すべきは、エンディングの途中で席を立つ人が一人も居なかったことです。
エンディングの後にオマケ映像があるよ!と宣言されている映画ですら、タイトルロールが始まると同時に立ちあがる人が多い昨今、これはとっても稀有なことだと思う。それは感動であったり、打ちのめされる想いだったり、単純に誰も立たないから立ちにくいと考えた人も居たかもだが。
試写会の際には観客のおしゃべりと席を立つ音で、ろくろく聞くことも出来なかったサウンド・スケープがちゃんと聞けて満足でした。
鳥のさえずり、犬の鳴き声、父親らしき声や子供のはしゃぐ声。
それが過ぎ去った美しい日々の思い出なのか、やがてくる未来なのかは判然としないのだが、それは多分、観客が自由に考え、想像すべきものなのでしょう。

前日夜は普段より3時間以上も早く寝床に着いたのだけれども、やっぱり案の定、寝付けるわけも無く、熟睡も出来ずにかなり寝不足状態での観賞。
もしかして眠くなっちゃうかも…とほんのちょっぴり心配していたのだけれども(ちょっぴり、だからね!)、結果的には全く無用の心配でしたね。
眠気なんてチラとも差さない。ヴィゴとコディの魂のこもった演技に釘付けな二時間でした。

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