「007/カジノ・ロワイヤル」地上波初放送を観て

    2009.10.12 Monday| 02:32 |
「007/カジノ・ロワイヤル」地上波初放送が終了、しばし、ほけら〜としておりました。
先の記事でも書いた通りDVDは手元にあるし、映画館のスクリーンでも自宅のテレビ画面でも何度と無く観返している映画だと言うのに、放送が始まる前からワクワクドキドキ。
放送が始まれば少しは落ち着くかと思ったら、全くそんなことは無く。冒頭のモノクロのシーンからいきなりテンション上がりまくり、まるで初めて観る映画のようにワクドキしながら二時間半を過ごしましたよ。
こんなん私だけかしらと思ったら、放送前後に同士諸君よりメッセージ&メールをいただきまして、皆様、私とさして変らぬ心理状態で放送に臨んだ模様。

7月にヴィゴの「オーシャン・オブ・ファイヤー」がNHK-BSで放映された時も同じようなノリ(=DVD持っててもテレビ放映は嬉しい)で記事を書いているんだけど、今回のカジロワのテレビ放映における私個人のテンションの高まりは半端無く。
カジロワはですね、なんと言うのか「私の原点」みたいな、そんな風に考えている映画なので。
この映画が無ければ今こんな風にブログを運営することも、その他の洋画関連の活動も99%の確立でしていなかったと思うし、ダニエル好き、マッツ好き、ヴィゴ好き、ショーン好き、マチュ好き、ああ、もう!堺雅人も付けちゃうぞ!な同好の士の皆さまとお知り合いになったりお友達になったりすることも無かったろうし。
そういう意味では、私の人生を変えた映画でもあるわけで。
最近はめっきり、ヴィゴ、ヴィゴ言ってることが多かったのですが(いや、ほら、タイミング的にね)、それでもやはり、この「007/カジノ・ロワイヤル」と云う映画は私にとって本当に特別な映画であると言うことを再実感させられましたよ。
嗚呼、秋の夜長はやたらとセンチメンタルになっていけねえぜ。

それでもってやっぱり、ダニエル・ボンドは格好良いんだよ。それでもって、可愛いんだよ。
強靭で傲慢で狡賢いかと思えば、情けなかったり弱っちかったりするところが堪んないんだよ。鍛え上げた肉体に鋼の精神を兼ね備えていると見せているのに、その一番芯の部分には脆い柔らかい心が潜んでいるんだよ。
でもってまた、ル・シッフルを演じたマッツが良いんだよねえ。
裏社会に生きる狡猾な男、貴族的で優雅な佇まいの中に卑俗さが見え隠れするエロくて美しくて残忍な男、うっはー、こちらも溜まんないぜよ。
ハイハイ、きゃんさん、涎を垂らさんといてねー。
…って、うっかりこの手のことを書き出すとキリが無くなるので止めときます。

以下、テレビ放送を観ての個人的感想ざんすよ。

【吹き替えについて】

注目のテレビ朝日オリジナル版吹き替えだけど、ボンドとル・シッフルについてはDVD版より良かったように思えます。あくまでも個人的j好みだけど。
ボンちゃんの声が若々しいのと、DVD版に比べて「気取り」が少ないのが良かった。
ル・シッフルについては断然、テレビ版のほうが良かった。DVDはねっちょりしすぎてて、どこのオヤジだよって感じなんだもん…。テレビ版は時折声が甲高過ぎるようにも思えたけど、ちゃんと知性を感じさせる声質になっていたのでね、まあまあでした。
注目の拷問シーン。本来の二人の声や雰囲気、芝居にごく近い声と演技をしていて、ちょいと感動しちゃったい。
逆に違和感を感じたのはソランジュとフェリックス・レイターの二人かなあ。テレビ版のソランジュはちょっと年増過ぎる。DVD版の吹き替えののほうが、年齢と色っぽさのバランスが良い。
レイターについては、テレビ版は声も話し方もちょっと粗野過ぎるような気が。
それと、「ライター」って発音してるのが気になった。原作の翻訳も映画のパンフもレイターなんだから、レイターでいいじゃん、ねえ?


【翻訳について】

かなりオリジナルになっているので、驚いた。DVDの字幕とも吹き替えともかなり違っているので、非常に興味深かった。療養中のボンドにヴェスパーがあれこれ告白するシーンなんて、意訳?ってくらいに違ってた(英語字幕で検証してないので、DVD版と比べてどっちが意訳なんだかは未検証)。
実はね、最初は録画する気が無かったの。DVD持ってるし、テレビはどうせカットされてるし、吹き替えで観ることなんて絶対無いしと思って。
ところがどっこい、冒頭からかなり台詞が違っていることに気付き、マダガスカルのシーン辺りから録画しました。
時間のある時に、どのくらいDVDと違うか検証しようかと。…時間、あるかなあ。


【カットシーン】

23時半までとテレビ朝日さんがかなり頑張って枠を取ってくれたけど、元が長い映画なので、やっぱりチマチマとカットされてたねえ(涙)。
ポーカーシーンは長いので、案の定カットされてましたな。マニアとしてはあのエロポーカーをカットしちゃダメ!あそこは全部観なきゃ!と思うけど、一般ファンにはやっぱり長く感じるだろうし。
本来のMの初登場シーン、ヴィリヤーズを従えてプリプリ怒りながら歩くシーンがカットされてたのが残念。
ボンドがMの自宅に潜入するシーンで初めてMが登場するので、唐突感が否めませんでした。
それと、無理なのは承知してたけど、冒頭とエンディングのテーマソングは丸々カットでしたねえ。あの歌と映像も含めてこそ、カジロワだと思うのだが。


ああ、それにしてもやっぱりカジロワは良いです。
続きも観たくなっちゃったなあ。明日の晩は「慰めの報酬」を観返そうかなあ。

コメント
>1号さん

慰めの報酬の吹き替え、まさきさんも書いてたけど、マチュの「フンギャー!」が生声なのが可笑しい&正解だよね。
あの箇所が声優さんの吹き替えだったら、楽しさ(?)半減かと。

    >腰が退けるよぉ。

誇張無しで、そんなんなのよ。
私も吹き替えで観たのは一度きりなんだけど、途中で何度、挫折しかかったことか…。
「吹き替えで観て台詞の細かい部分を検証するぞ!」と云う強い意思、もしくは執念、または必要に迫られて、が無ければほぼ間違い無く切り替えていたと思われます。
それに比べればテレビ判は大分マシだったけど、マッツの生声ル・シッフルに比べれば、どうしても、ねえ?
いずれにせよ、吹き替え版ル・シッフルでマッツファンが増える可能性は低いんだろうなあ。

    >好きな俳優がこんなねっとりした役演ってイヤぢゃないの(驚愕)!?」

わはは。お母様のご意見、普通の感覚だったらごく当然なんでしょうねえ。
ところがどっこい、捻くれたファンの場合には、それはそれでカワユイし格好良いなどと考えてしまったりするんだよね。困ったことに。
「慰めの報酬」 Blu-ray 吹き替え版で挑戦して
ボンドの声、TV 版の方がヨカッターってゆーのよーく判ったよん。

で、Blu-ray 吹き替え版 ル・シッフルは未体験のまんま。
> ねっとり、ぎっちょり、脂ぎっしゅでオヤジっぽい…
・・・腰が退けるよぉ。
ちなみに、うちの母親の初ル・シッフル(トーゼン、スクリーンでだ!)感想は
「好きな俳優がこんなねっとりした役演ってイヤぢゃないの(驚愕)!?」
でしたよ、そーゆえば(苦笑)
  • 1号
  • 2009/10/14 10:07 PM
>rinzuさん

   >ソランジュとレイター以外は今度の声優さんの方が良かった〜

rinzuさんもやっぱりそう思われました?
ボンドはまだしもなんですけれど、DVD版のル・シッフルの声は…とっても、イヤンんな声&演技でしたからねえ。
いやいや、声優さんには悪意は無いんですが、声から伝わるあのねっちょり脂ぎった感じがねえ、どうにも。悪役を意識し過ぎた結果の演技であり演出なのかもしれませんが、マッツファンとしてはどうにも受け容れ難い。
rinzuさんと同様に私も「二度と観ないぞ」でしたから、一般の映画好きが多数観るであろうテレビ放映版で違う方が演じてくれて、良かったです。
ミスター・ホワイト、大塚さんではちょっと声が若いような気がしました。もうちょっと渋いほうがいいよね。



>1号さん

    >興奮を報告しあえて〜

こちらこそ、嬉しかったよー! 
ミクのあの機能って、これまではあまり使えるって思ってなかったんだけど、あんな感じでやりとりするには便利だよねえ。
時間を置いてやり取り可能な簡易チャット(?)みたいな。そんな感じ。
慰めの報酬、私は今日は結局観られなかったのでした。明日こそ、観る!吹き替えで!(笑)



>ルカさん

私が映画を吹き替えで観ない理由の一つが、声優さん特有の造りこんだ演技が苦手だっていうのがあるのです。クラシック映画やアニメの場合はまた別ですけど、現代を舞台とした映画の場合は出来るだけナチュラルな発声や演技が好きなので。
あくまでも個人的な好みで、声優さんを誹謗する意図は全く無いんですが。
でも、今回のテレビ版吹き替えのボンちゃん役の方は若々しさが勝っているだけ、造りこんだ感が薄くて、そこのところが、ダニエル演じるところのジェームズ・ボンドの吹き替えには似合っていたのではないかと。

     >ルシッフルの声ってどんなだったけ?とBDを観直して、やっぱりこれはない〜

これはない、ですよねえ。ねっとり、ぎっちょり、脂ぎっしゅでオヤジっぽい…そんな、ルーさんは嫌だー!(泣)
お邪魔します。

>ボンちゃんの声が若々しいのと、DVD版に比べて「気取り」が少ない

そうなんですよね!気取りがないのが良かった。
DVD版の声だと工事現場に特攻野郎(大迷惑)とか大負けして金出せコンニャロー!なんてしそうにないので、ちょっと若くて甘さがある藤ボンドの方に軍配。
ちなみにルシッフルの声ってどんなだったけ?とBDを観直して、やっぱりこれはないなーと思いました。ソフト版のメインふたりとも、ちょっと老け気味ですね;(笑)
おはよー、きゃんさんv
昨日の夜は興奮を報告しあえて嬉しかったよーんv

> 明日の晩は「慰めの報酬」を観返そうかなあ
そーなのだ。自分の今晩の野望もこれだあよ(笑)! ← しかも吹替え版で!
  • 1号
  • 2009/10/12 9:56 AM
ソランジュとレイター以外は今度の声優さんの方が良かったですね。DVD版ではちょっと格調が落ちてしまっていたカジノのディーラーさんもネ。
ミスター・ホワイトが大塚さんでしたので、ちょっとビックリ。
私にとっての大塚さんはアラゴルン様なのです。(>_<)

ル様の声は登場シーンでは甲高いのが気になったのですが、段々慣れてきたのかDVD版のように「二度と観ないゾ」とは思いませんでしたわ。

いずれにせよ、新鮮な吹き替え版でしたので楽しめました〜〜。
  • rinzu
  • 2009/10/12 9:13 AM
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