「アイアンマン2」ジャパンプレミアに行って来た!

    2010.05.31 Monday| 23:52 |
去る5月26日(水)、「アイアンマン2」ジャパン・プレミアに行って来ました!

くじ運の無い私ですゆえ、自力で当選を引き当てた筈も無く。3月の「ウルヴァリン:X-MEN ZERO」ジャパン・プレミアに引き続き、今回もまたまた、alexさんからのお誘いでございます。
ジャパンプレミアと銘打ってはいても今回はキャストは来日しておらず、生ロバート・ダウニー・Jr(長いので以下RDJ表記)に会えるという訳では無いのですが、一般公開に先駆けて早々に観られるんだからそりゃあ嬉しや、ありがたや。
「アイアンマン」でRDJに堕ちたわたくしとしては、首を長くして待っていた続編公開。alexさんのご好意に即行で返信し、同行させていただくことになった次第。

会場は有楽町日劇、19時半開演です。18時に有楽町駅前で待ち合わせし、先ずは腹ごしらえ。
「ジャパン・プレミア」だけに試写の前だか後だかにイベントがあり、そこそこの長丁場。お腹が空いては戦も出来ませぬゆえ、手近なイタリアンにて食事を済ませました。
まあ、私たちのことですから、その間もちろんしゃべりっ放しだったのはもちろんのこと。毎度会うたびに映画や俳優の話、仕事の話、為替レート(笑)の話で盛り上がるのだけれども、趣味を同じくする、しかも女同士と云うのは浜の真砂並みに話が尽きませぬ。
19時を回った頃合に席を立って会場へと向かいました。試写会とは言っても事前に指定券と交換する形式(これもalexさんが手配してくれました)、ギリギリ入場でOKだったのでした。

さて、現地入りです。会場の有楽町マリオン11階TOHOシネマズ日劇のスクリーン1は、座席数948の大箱。スクリーンサイズは7.20m×17.30mと日本最大級だそうな。
日頃は地元のシネコンで、100〜200席程度のスクリーンで観ているわたくし、久々の大スクリーンにちょっと感動、少々興奮。これだけの大きさだと、スクリーンが若干湾曲しているんだね。初めて気付いたよ。
我々の座席は真ん中よりやや後方、ほぼ中央の位置です。
当然ながら席は満杯だったけど、このスクリーンサイズで前方だったら相当に見づらいはず。
RDJが来日していて舞台挨拶があるんなら、無論、前方でご尊顔を拝したいところですが、前述の通り今回は来日してないので、この辺で丁度良し!なのでした。



座席からスクリーンを写してみた。ジャパン・プレミア開会後の撮影はNGですが、これは開会前に撮ったもの。

事前に、和製アイアンマンとして中村獅童登場との情報は得ておりましたが、なにやら他にもゲストが来るらしい。
会場前方には沢山のカメラマンが待機、両サイドにはテレビカメラが行列しており、ざわめいて賑々しい雰囲気が盛り上がってきました。
いよいよ開演の時間です。司会者の女性による簡単な挨拶の後、中村獅童が登壇。…あらら?
てっきりアイアンマンスタイルでの登場かと思ったら、普通にタキシード姿です。まあもちろん、いろいろ理由というかオチがある訳なのだが。

一頻りご挨拶やらインタビューやらがあって、その後一旦、獅童と司会者が舞台袖に引っ込むと、前方スクリーンには特報映像とやらの上映が始まりました。
アイアンマン2ワールドプレミアの華やかな映像に、「いいなー」と指を咥えるわたくし。
RDJが「アメコミヒーローの中で、一番女性に人気のあるのはアイアンマンなんだ」と誇らしげに発言するシーンやら、監督によるご挨拶など。そして、和製アイアンマンによる日本各地でのプロモーション活動なども流されます。

そして、アイアンマンガールズ(?)が壇上に。真っ赤なボンデージビキニ姿で、レッツダンシング! ま、要するに映画予告編にも登場するダンサーたちの、日本人バージョンですね。総勢20人ほどのダンサーが派手に踊りまくっておりましたが…うーん、少々残念って感じかなあ。
いや、もちろん皆さん頑張って踊ってるし、日本人としてはスタイル抜群のお姉さんたちを集めているんだとは思うのだけれども、ガールズが踊っているバックに、本編での本物ダンサーたちが映し出されてるのね。
どうしたって、比べちゃうじゃない? 金髪白い肌にボンッキュッボンな本物たちに比べ、足の長さだの腰の位置だの身体の厚みだのがどうしてもねえ、負けてる。そして、露出が多い衣装なので、変に生々しくてエロい。なんつーか、こう、パフォーマンスとしてのダンスと言うより、もっと猥雑な踊りを見ているような気になっちゃってねえ。
…ゴメンね、ガールズ。貴女たちには責任は無いのだ。演出がちょっと安易だったと、そう云うことです。

突然、前方の照明が爆発でもしたかと思う勢いで点滅しだしました。フラッシュをバシバシ焚いているレベルの光量で、眼が開けていられないほど。
すわ、何事!と驚いたら、引き続き後方のフラッシュライトも一斉に光り出し、音楽のボリュームも耳をつんざくレベルになり…さあ、本日のーメインイベントー、和製ウィップラッシュの登場だーっ!(←ここ、リングアナの声音で読んでね)

会場後方より登場したウィップラッシュ、本編ではミッキー・ロークが演じている役柄ですが、この場で扮していたのはプロレスラーの蝶野正洋でした。
本物そっくりのロン毛の鬘を被り、衣装もなかなか凝ってます。ミッキー・ロークは元ボクサー(猫パンチだけど)であり、プロレスラーの役でアカデミー賞にもノミネートされましたが、何せ蝶野は本物の現役レスラー。ガタイは負けておりませんので迫力満点、実に似合ってます。
周囲を威嚇するようにゆっくりと歩きながら、途中でお客さんに電撃を喰らわしたりしてます。
司会者が「ウィップラッシュです!どうして、彼がここに? お客様が襲われています! お客様、大丈夫ですか?!」ってな感じで煽るんですが…まことにもって残念なことに、客のノリがイマイチでねえ。
もちろん、襲われてるお客さんがサクラなのは当然で、「ううっ!やられた…」的演技を一所懸命してるんだけどね。はっきり言って、こういうノリはシャイな関東人にはウケないし、難しいと思うのだ。
学生とか箸が転んでも笑っちゃうお年頃なお嬢ちゃんばかりを集めたのならまだしも、プレミア会場の客層は幅広く、そこそこ年齢の高いお客さんもちらほら。皆さん、笑うというより苦笑・失笑になっちゃってて、どうにも盛り上がらない。
壇上ではダンサーたちが怯えた演技を見せ、司会者が必死に「助けてーアイアンマン!」と声を振り絞るのだが…やはり盛り上りきらない。
少々、蝶野が可哀想な展開になったところで…さあっ!和製アイアンマンこと中村獅童の再登場です!!

長々と特報映像を映してたのは、お着替えタイムだったのねー(いや、判ってたけど)。
そしてアイアンマンこと中村獅童とウィップラッシュこと蝶野正洋の戦いがありまして、最後はアイアンマンの手の平ビームで撃退!…遊園地の仮面ライダーショーよろしく、と評するのは熱演のお二人には失礼なのだが、実際にそんな感じにしか見えなかったのはナイショだ(誰に?)。
とまあこういった次第で、小芝居じゃなくて、ショーは終幕と相成りました。



落ち着いた後は、司会者があらためてゲスト二人にインタビュー。
蝶野が「お客さんの反応が悪くて」と零してたけど、うん、まあ、貴方の所為じゃないから凹まんでいいよ。獅童も一所懸命に客席を盛り上げようとしてギャグを飛ばしておりまして、ゲスト二人はとても頑張ってた。好感を持った。
しかし、一番客席がウケて盛り上がったのは、獅童が話している最中、頭上に上げていたアイアンマンの仮面(開閉式の顔の部分)がカツーンッ!って落ちてきた瞬間だったって、どーよ。
ジャパン・プレミアを謳っているにも関わらず、演出が少々安易というか陳腐だったと評さざるを得ない。テレビのワイドショーで取り上げてもらうには、こういうことも必要と云うのは判らないでもないのだが。RDJのスケジュールを押さえられず来日が果たせなかった段階で、ジャパンプレミアとしてはオワタ…なのかも。
「皆さんの、もういいから早く映画を上映しろ!と云う視線が突き刺さります」と何度も言ってた獅童が、まことに気の毒でした。
配給会社と宣伝担当は反省したまえ…偉そうで、ゴメン。一観客の素直な感想として許して。

さてさて、ようやく本編上映です。
いよっ!待ってました!!千両役者!!!(←歌舞伎風に盛り上げてみた)



感想を書きたいところなんですが、一般公開はまだ10日以上も先。
レビューを書こうとすればどうしたってネタバレが含まれちゃうし、それでなくてもわたくしめはネタバレ大魔王。
敢えて自粛して、一般公開を待とうと思います。
うーんと、でも、ちょっとだけいいかなあ? ウズウズ。我慢は身体に良くない。

・前作では傲慢な天才だが可愛げもありと云った感じだった社長。今作では奇矯な行動の変人ぶりが目立ってた。
・変人という側面が強調されたことで、ホームズの影がチラついたように見えたのは私だけ?
・ま、もちろん、その際立つ変人ぶりには、ちゃんと意味があったのだが。
・結論としてやはり、社長は可愛い。
・ウィップラッシュの在り様が、予告編のイメージと相当違ってた。
・もう一人のアイアンマンの在り様が、想像と全く違ってた。
・話の展開が、予告編で思ったのとかなり違ってた。製作側の意図にある意味引っかかったかも。
・個人的には好きな俳優ではなかったのだが、ミッキー・ロークが予想外に良かった。
・ラスボス以外に小ボスが。嫌な奴なのだが、興味深いキャラ。もうちょっと作りこんでも良かった。
・役者が可愛かったり上手かったりする分…キャラ造形の薄っぺらさが気になる。
・映像やVFXが凄い分…脚本の安易さが気になる。
・アメコミ原作映画の重箱の隅を突っつくのはヤボかしらねえ? 嗚呼、タイタンの時と同じこと言ってるよ、私。
・ちょこちょこ挟まれてる小ネタが面白い。笑える。観客の反応も良かった。
・アイアンマンスーツ着用シーンが凄く好き。なんだろうあのトキメキは。恋かしら?(違います)
・終盤のバトルは見ごたえあり。派手にドッカン、ドッカンで、カタルシスが得られます。
・そして結論として、やはり社長は可愛い。
・ところで、「アイアンマン3」の公開予定は何時頃なんだろう。


ふー。ちょっとだけ、満足。
続きは、公開後!と云うことでよろしく。

蛇足なのだけれども、会場入りした途端、アイアンマンキューピー付き前売り券を振りかざし、大声を張り上げているスタッフに遭遇。しかも何人も。

「前売り券販売してます!アイアンマンキューピーが付いてますっ!」

うーん、試写会に来た人がその場で前売り券を買うって、あんまりないんじゃないかなあ。世間の人は、同じ映画を観るために、何度も映画館に足を運ぶって普通はしないものなので(テレビ放送やDVDは別ね)。
いや、私もそうだが、マニアックな俳優ファンは別だよ? でも普通は、「試写会当たった!お金を払わずに観れてラッキーv」と云うのが一般的な反応かと。
試写会場で前売り券販売をしているのは以前にも見たことあるけど、隅っこのほうで「前売り券ありますよー」くらいだったよ。
まるで年末のアメ横かやっちゃ場よろしく、「今なら、アイアンマンキューピー付いてますっ!」(←必死)って…少々、いや大いに違和感が。せっかくの「ジャパン・プレミア」が雰囲気台無し…って、アイアンマンvsウィップラッシュショーの時点で雰囲気もヘッタクレもあったもんじゃないけど。
アイアンマンキューピー大人気で増産したと報道されてたからなあ…もしかして、今度は作りすぎたとか?
いえいえ、ケチを付けてるわけではありません。私だって、キューピー目当てで前売り券買ったもん。しかも、タイミング悪く丁度キューピーが切れてた時期で、引換券貰って二週間後に取りに行ったという。そん時の恨みは若干あるかも。「なんだ、慌てて買わなくても、まだキューピーあったんじゃん」ねえ?
ちなみに、アメ横かやっちゃ場的な大売出しは、ジャパン・プレミア終幕後にもやっとりましたぜ。
いや、キューピー可愛いし、社長だってもちろん可愛いから(しつこい)、沢山の人に前売り券買ってもらって映画館に足を運んでいただきたいということには、私ももちろん大賛成なんだけどね。
手法が少々泥臭いと云うか、野暮ったいなーって、思っただけです。スンマセン。

やんちゃで魅力的な新シャーロック・ホームズ

    2010.03.17 Wednesday| 23:11 |
三月の頭にちょっとした締め切り事がありまして、二月後半からこっちは修羅場っておりました。
それがようやく終わったか三月の第二週、今度は確定申告の締め切りです。自分のじゃないんだけどね、身内二軒分を毎年請け負っているのです。
それも先週でようやく完了。昨年暮れ以降、ずっと、ずーっとジタバタしていた諸々全てが収まりついたと云う訳ではありませぬが、ちょっとだけ肩の荷が降ろせて息が吐ける様になりました。

と云うことで、いそいそと一ヶ月ぶりに映画館へ足を運びました。
当ブログにお出でくださっている皆様には既にお察しのことと存じますが、はい、目的は「シャーロック・ホームズ」でございます。
一昨年の「アイアンマン」、そして「トロピックサンダー/史上最低の作戦」あーんど「悪魔の小路」(笑)で大・大・大好きになっちゃったロバート・ダウニー・Jr。
以前の出演作もぼちぼち追いかけているんですが、その中でも「キスキス,バンバン」のハリーがキュートでねえ。すっかりハートを撃ち抜かれてしまったところに(←やたらと撃ち抜かれ易い。西部劇なら一番最初に死んじゃうキャラです、わたくし)、「シャーロック・ホームズ」主演の話を聞きつけまして。
いや、もう、首を長く、長ーくして待ち続けましたよ。
マニアとはまで申せませぬが、私、そこそこの推理小説好き。正確に言えば、探偵小説好き。
儚き美貌の依頼人、奇妙奇怪な事件、おぞましき殺人、陰謀、奸計、深まる謎、混沌化する世界。そして遂に正体を現す真犯人、解決するは我らが名探偵!
ああ、いいなあ(うっとり)。
小学生のみぎり、初めて手にした探偵小説がホームズ物でした。犯罪をテーマにしたその物語は、それまで読み耽っていたアンデルセン童話や少年少女世界の名作と云った健全な物語とは全く違っていて、怖くて大人っぽい物語だと思った。
当時は無論知らない言葉だったけど、探偵小説の仄暗くて退廃的な雰囲気に強烈に惹かれたんだと思う。
ホームズと同時進行で明智小五郎シリーズを読み漁り、その後はもちろんルパン、ポワロ、金田一耕助と読み進みました。そんな本ばかりを読んでるから夜寝なくなる、夜更かしが酷くなる、目が悪くなると煩い母の小言をまるっとスルー、夜中にこっそり読み耽っては想像の世界に遊んだものでした。
…幾星霜を経たというのに、やってることがあまり変ってないなあ。夜更かしして、睡眠時間削って、読んだり、想像したり。ま、今はこれに観たり書いたり妄想したりが加わりますが。
とまあ、そう云う少女時代を送ったゆえ、シャーロック・ホームズは謂わば少女の頃の憧れの人。
成人して以降は読み返す機会もあまり無かったし、シャーロキアンの方々の足元にも及ばないのはもちろんなんだけど、やっぱり「シャーロック・ホームズ」という名称には、心をときめかす特別な響きを感じてしまうのです。

話を戻して、ロバート・ダウニー・Jrのシャーロック・ホームズ。
これまでもホームズは映画やドラマなど多々映像化されてきましたが、そのほとんどがいかにもイギリス紳士然とした風貌の俳優によって演じられ、三つ揃いのスーツにインバネスコート、鳥打帽といった装いで描かれていたと思う。
ところがどっこい、公開前に上がってきた画像や予告編に映し出されたダウニー・Jrのホームズは、そうしたホームズ像とは掛け離れた姿。
そもそもダウニー・Jrの容姿がねえ、イギリス紳士っていうタイプとは間逆だもんね。アメリカ人って言うのは置いとくとしても(アメリカ人にだってイギリス紳士的な容姿の役者はいるだろう)、どっちかと言えばやんちゃキュート系だもんね。
もしかすると、昔ながらのホームズファンには嫌われちゃったり批判されちゃったりするんかなあ。でもでも、ホームズに見えるかどうかは別としても映像で観る限りは実に魅力的だよなあ、癖毛の黒髪とかやんちゃな感じとか、ホームズっていうより明智小五郎みたいだけど、人種違うけど。
なーんてあれこれ考えながら日本公開を待ち続けたこの数ヶ月。
ダウニー・Jr演じるところの新シャーロック・ホームズとの対面がようやく叶ったのは、先週の土曜日のことでした。

注意! 
例によって、ネタバレだらけです。ネタバレNGの方は回れ右!にてお願いします。



「シャーロック・ホームズ」(2009年、アメリカ)
19世紀末のロンドン。若い女性が次々と不気味な儀式を思わせる手口で殺される連続殺人事件が発生。ロンドン警視庁(スコットランド・ヤード)も捜査に手こずる中、名探偵シャーロック・ホームズがこの難事件解決に立ち上がる。はたして、持ち前の超人的な観察力や記憶力、推理力でたちまち犯人の居所を突き止めるのだった。だがその犯人、邪悪な黒魔術を操るブラックウッド卿は、巨大な闇の力とのつながりをほのめかし、すぐ復活すると言い残して処刑される。するとやがて、ブラックウッドが本当に甦ったとの報せが。そしてブラックウッドは、ある秘密組織の頂点に立ち、全世界を支配するという野望の実現へ暴走し始める。ホームズはその邪悪な陰謀を食い止めるべく、相棒ジョン・ワトソンとの名コンビぶりを発揮しながら、ブラックウッドを追跡するのだが…。(allcinema より引用)

いやあ、もう、なんと言えばいいのか。見所満載の実に楽しい映画でした!(満面の笑顔)
多分、観た人のほとんどが指摘すると思うけど、ホームズとワトソンの関係性が興味深い。と云うか、楽しい。めっちゃ、楽しい。
従来型のホームズとワトソンのような、信頼と尊敬で結びついた美しい友情的な仲じゃ無いんだよね。
ジュード・ロウ演じるところのワトソンは、ホームズの天才を間違いなく認めていて、それが故にホームズの多々ある欠点を許し続けてきたんだけど、それもそろそろ我慢の限界に近い。
結婚を期にコンビを解消し、距離を置かねばならないと考えているんだけど、事件捜査におけるホームズの閃きや才能についつい魅せられてしまい、結局は巻き込まれ手伝う羽目になってしまう。
一方のホームズはと云うと、ワトソンは自分と共にあるべきと思い決めているらしく、とことん依存し執着している。
結婚や婚約者、ワトソンの引越しの話になるとまるで捨てられた子犬のような目になるし、ワトソンの婚約者メアリーに対しての嫉妬に近い感情を全く隠そうとしないところなど、そのストレート感情表現はいっそあっぱれ(?)なくらいです。

映画全編を通じて、そんなこんなな二人のまるで痴話喧嘩のようなやりとりが続くのが、実に面白くってねえ。ずっとニマニマしてたら、表情筋が緩みまくってしまいましたよ。
あ、そだ。思いついた。この映画におけるホームズとワトソンのジタバタを端的に表現するのなら、長年連れ添っていながら今は離婚寸前の夫婦とか、腐れ縁でずるずると付き合っている内縁関係のカップルとか、そんな感じにも近いのではないかと。
才能はあるけれど生活力と社会性がまるで無いダメ亭主(=ホームズ)に見切りを付けたしっかり者の女房(=ワトソン)、女房は三行半を突き付けて出て行こうとするんだけど、実は女房に惚れきってる亭主は何とか阻止しようと必死になり、一方の女房もついつい絆されてしまう、みたいな。
互いの欠点を罵倒しあったり、はた迷惑な大喧嘩を繰り返したりするんだけど…やはりその根底には、互いへの深い愛情と信頼がある、みたいな。亭主も女房もあくまでも(仮)ですが、もちろん。
まことにもって腐った表現なのは重々承知、でもね、そう見えたのが私だけでは絶対に無いと思うのさ。
公式パンフレットに掲載の大槻ケンヂのレビューでも「ホームズとワトソンにおけるBL的萌え」とか「ホームズの腐女子要素」とか、言い切ってるくらいだしねえ。
えーと、ゲイ映画じゃないよ。ホームズ映画だよ。お間違いの無いよう。
でもまあ、原作を思い返してみても、ホームズとワトソンはかなりホモソーシャルな関係なんだよね。特にホームズのワトソンへの依存は明々白々なので、そういった意味ではこの映画は、原作における二人の関係性をベースにした上で、現代的に判り易く描いていると云えるんじゃないかなあ。
これまでのホームズ映画やドラマに比べたら、表現が極端に過ぎるのは確かだけれども。楽しいから、いいのだ。



ホームズの壊れっぷりが実にいいです。
犯罪捜査に関してはあれほど緻密なのに日常生活はぐだぐだで、部屋は散らかしっぱなし、身だしなみもだらしなく髪はボサボサで無精髭。室内で拳銃は撃つわ、飼い犬を実験材料に使うわ、奇矯な言動に行動。
しかし、これもよく考えてみると、原作のホームズだって実はかなりの変人だったりする。
映画と同様に室内で拳銃は撃ったり、化学実験でボヤを起こしかけたり、捜査に入ると寝食を忘れたり、コカインや阿片を使用したり(当時は違法じゃなかったらしい)。
ホームズと言えば変装の名人として知られているけれど、「身長180cm鷲鼻で角ばった顎の中年男性が女装したところで女に見える訳が無い、ベーカー街の住民たちはホームズさんの奇行がまた始まったとばかりに見て見ぬふりをしていたに違いない」と断定したのは作家島田荘司描くところの名探偵御手洗潔ですが…確かにそうだよね。やっぱりつくづく、行動が素っ頓狂。
あ、また思いついた。ダウニー・Jrの演じるホームズって、御手洗潔のイメージにも近い。もっとも御手洗潔というキャラクターも、ホームズを意識して創りあげられたものだそうだから、似ちゃうのも当然かもなのだが。
一見、原作から掛け離れたホームズ像にも思えるダウニー・Jr版ホームズだけれども、その根底にあるのが原作のホームズへのリスペクトなのは間違い無い。
そしてとにかく、ダウニー・Jrが魅力的。
わがままでやんちゃで、めっちゃキュートで不思議な色気がある。これまで映像化されたホームズ像とは掛け離れているのは確かだけど、これだけ魅力的にシャーロック・ホームズという天才のオーラを演じきっているんだからねえ、私はもう全面的に支持いたしますです。

ジュード・ロウのワトソンもこれまた、従来の映画やドラマにおけるワトソンのイメージを打ち破るものでした。
これまでのワトソンは、ホームズに駄目出しされてばかりの少々頼りない人物として描かれることが多かったように思うんだけど、ジュード・ロウ演じるところのワトソンは全く違います。
誇り高い英国紳士で行動力も決断力もある。元軍医だけあって腕っ節もなかなかで、悪漢との闘いにも怯んだりはしません。ホームズに対しても対等の関係で、手厳しい意見も云えば、時に突き放したりもする。でも、いざとなれば自分の身を挺してでもホームズを助けようとする、その見事な男ぶり。はっきり、きっぱり格好良いです。
ホームズが惚れる、じゃなくて頼りにするのも至極納得。単にホームズの伝記作家で探偵助手のワトソンではない、ホームズの無二の相棒であるところのワトソン。ジュード・ロウが演じたワトソンは、そういう人物でした。
ジュード・ロウ、実はこれまであまり興味がなかったんだが、初めて素敵!って思ったよ。



ヒロインとして登場するのは、アイリーン・アドラー。
原作にも登場する彼女は、この映画の中では「ホームズの捜査から二度逃げ切った女」であり、ホームズが特別な感情を抱く女性として描かれています。
えーと。峰不二子? 
この記事中ではやたらと、登場人物を他の創作における登場人物になぞらえておりますが、アイリーン=不二子説については、異論の余地が無いんじゃないかと。
秘宝を狙って世界を股に掛ける女盗賊、色仕掛けも含めて主人公を騙すやり口、身勝手で強欲でありながら、垣間見せる主人公への愛情…ルパン三世と峰不二子との関係と全く同じなんだよね。
フィクションにおける悪女像の典型と言えばそれまでなんだけど、例えば、ホームズに睡眠薬を飲ませて昏倒させ、裸にしてベッドに括りつけるシーンなんて、まさにアニメのルパン三世のイメージ。
そう考えると、ホームズとワトソンの関係も、ルパン三世と次元大介の関係に似てるような。時に喧嘩別れしても(理由は女がらみが多い)結局は元の鞘に納まる、男同士の友情半分腐れ縁半分、それでもって若干ホモソーシャルな関係。
まさか、脚本家か監督が「ルパン三世」を観たって訳じゃないよね…などと、うっかり思っちゃったりして。
話をアイリーンに戻すと、若干、この女性が全編に出張り過ぎかなあという感もあった。続編への布石だったり、ホームズとワトソンのホモソーシャルな雰囲気を緩和するために必要だったのかもだけれども。
このアイリーン役について若干惜しいなあと思ったのは、出来ればもっとケチの付け所の無い美貌の女性、まさに傾国の美女のような女優さんだったらなあと云う点。より説得力が出たんじゃないかしら。

もう一人、ヒロインってほどではないけどそこそこ重要な登場人物として、ワトソンの婚約者メアリーがおります。
この女性の造形が、個人的には実に興味深く。
絶世の美女というほどでは無いけれどなかなかのクールビューティ、非常にクレバーな女性という感じです。ワトソンとは穏やかで大人な愛情関係を成立させてるっぽく、ホームズが自分に対して複雑な感情を抱いていることも重々承知。ホームズから侮辱的な言葉を投げ掛けられたこともあり、自分だってホームズなんて大嫌い!なのだけれども、ワトソンの怪我がきっかけで二人の間にある深い絆を感じ取り、ホームズへの態度を徐々に軟化させるのです。
「本当にしょうがないわね、この男たちは…はあー(ため息&苦笑)」みたいな、そんな感じになってくる。
前述のアイリーンも、ホームズとワトソンの関係についてはそんな態度や言動をするんですが…これって、BL小説によく出てくるBL小説的に都合の良い女性像のような気がしてしょうがない。
なんと言うか、ホモソーシャルな関係性にやたらと物分りの良い女性、みたいな。気のせいかなあ。

今回の敵役ブラックウッド卿を演じたマーク・ストロングもなかなか良かったです。黒魔術を操る、怪しくも恐ろしい男。吸血鬼ドラキュラを連想させる邪悪で神秘的な風貌、鋭い眼光が役柄にぴったり。
それほど著名な俳優さんでは無いようだけど、キャスティングが見事にはまってましたね。
これまでにどんな作品に出ていたのか調べたらほとんど未見だったんだけど、ショーン・ビーンの「炎の英雄シャープ」に出てたらしい。今度、観返してみよう。…やっぱり、悪役だろうなあ。


とまあ、キャスティングと演じている俳優陣については大満足、とてもとても良かったのでした。
肝心の映画自体ですが…全般的には楽しく面白くまとめてあったのですが、欠点も目に付いた。
どうせなら沢山の方に観てもらって、続編に向けて盛り上げたいところだから、あまり書かないほうがいいのかなあ。でもまあ、こんな辺境弱小映画ブログで多少ブチブチ言ったところで、大勢に影響は無いだろうし…いいや、書いちゃえ。

気になったシリーズ第一弾、先ずはアクション編。
これまでのホームズ物では有り得なかったほどのアクションシーン満載の映画です。ハリウッドの大作映画ですからして、まあ仕方ないとも思うんだけど、その肝心のアクションシーンに欠点が目に付くのはなんじゃらほい。
冒頭のアクションではカット割りの細かさが気になる。みじん切りっていうくらいに細かく切って繋いであるので、せっかくのアクションが判りにくいし堪能出来ない。
ダウニー・Jrは決してアクション俳優というタイプではないから、その辺りを誤魔化すためかなあと思ったら、パンフレットによるとダウニー・Jrは武道を習っていて、監督も驚くほど動ける俳優だとか。
だったら、もっと俳優の動きを堪能できるように編集して欲しかったなあ。
「007/慰めの報酬」のダニエルのアクションシーンで全く同じ事を思ったんだけど、流行なんですかねえ。

アクションシーンでは他にも気になる点が多々あって、例えば、闘いの最中にホームズが、これから先の自分の動きを頭の中で検証するシーンがあります。頬を殴って体勢を崩したところで続けざまに顎を殴り、ボディにパンチを入れて足を蹴る、みたいな。でもって、その後に実際にその動きのままに相手を倒す、といった具合。
ホームズの優れた頭脳と先見の明、そして運動神経の良さを強調するためのシーンなんだろうけど、こういうあざといシーン、演出は一回でいいよね。何度も繰り返されると飽きるし、だれてしまう。
アクションシーン全般に言えるんだけど、描写がちょっとしつこい。なので、観ていて飽きる、だれる。
激しいアクションシーンが続くのに観ているほうが飽きてくるっていうのは、編集に問題ありなんじゃないかなあ。


気になったシリーズ第二弾は、謎解き編。
一連の事件の謎解きは、映画の最後になってようやく説明されるのだけれども。それが、どうにも取って付けた感があって気になる。
終わりの時間が迫ってきたから、とっとと説明せねば!感が強過ぎて、二時間ドラマかよ!って突っ込みたくなる。
まあ、探偵小説なんていうものは大体そういう流れで進むもので、探偵は全ての事件が終わるまで決して説明しようとしないものです。「名探偵、皆を集めて『さて』と言い」など云う川柳(?)もあるくらいだから、最後でストトコトンは仕方ないんだけれども、この映画限定で言うと、なんともバランスが悪いというか、収まりが悪く感じたんだよね。
アクション、アクション、またアクション!と続いて、最後の最後で取って付けたように謎解きしてハイお終い!と云うのがねえ。
なんのかの云ってもこれはホームズ映画なんだから、謎解き部分はもっと丁寧に、かつ繊細に描いて欲しかった。



と、まあ、気になる点が無いわけでもなく、一部では辛口な評価がなされているのも宜なるかなと思わないでも無いのですが、そうした不満なぞ一万光年くらい彼方に吹き飛ばす勢いで、ダウニー・Jrのホームズとジュード・ロウのワトソンが魅力的。
映画館で観るだけの価値は、絶対に!あります。DVDをテレビ画面で観るのじゃなくて、大きなスクリーンで観るべきと、言い切ります。

映画のラストでは原作ホームズの宿敵であるモリアーティ教授の存在が明かされ、続編への布石も着々となされています故、シリーズ化は必至。
一人でもカップルでも友達グループでも親子でも、それぞれの楽しみ方が出来る楽しい映画、お薦めです。

シャーロック・ホームズがあまりにも可愛い件

    2009.05.22 Friday| 23:58 |
新型インフルエンザ感染が日々広がっており、報道も加熱しております。
一方、ネット社会で蔓延中の新型コンピューターウィルスの件については、あまり報道がなされていないようです。
セキリィティソフトの対応が間に合わないことから、大手企業や公共機関のサイトを始めとして相当数のサイトがこのウィルスにやられて改ざん被害にあったり、一時的に封鎖したりといった騒ぎになった筈なんだけど。

★ 小林製薬の一部サイトが改ざん、ウイルス感染の恐れも

小林製薬のサイトが感染した件についてはネットのニュースでも配信されておりましたが、それ以外ではほとんどと言っていいほど、ニュースも情報を見かけないのはなーぜー? リアル社会のウィルスで報道機関が手一杯だから? 
そう云うわたくしめも普段なら、コンピュータウィルスについてはあまり気にしてない。だって、セキュリティソフト入れてるしー、ちゃんとアップデートして最新版になってるしー、と言うことで。
でもでも今回のウィルスについては変種・亜種の発生が凄まじく早くて、セキュリティソフトの対応がほとんど間に合ってないと耳にしたものですからね。非常に焦りました。
しかーし! 一部を除いた世間の皆様は、それほど焦っているようでも気にしているようでもなく。私が神経質過ぎたのか…?と多少悩んでみたりして。

それでもって只今、仕事がとんでもなく忙しいです。
よく、貧乏暇無し等と申しますが、今の私はまさに「歩く貧乏暇無し」です。何でこんなに忙しいんだっていうくらいに仕事しております。マウス操作のし過ぎで右手はまたも腱鞘炎気味だわ、キーボード叩き過ぎてまたも爪を割るわ…。
夜まで仕事をしてる訳ではないので、夜半過ぎのお楽しみタイム(=趣味の時間)に少しは書き物でも…と思うんだけど、頭が朦朧として思考がまとまらない。
ゴールデンウィークにやっと趣味の山場を越したら、今度は仕事の大山が待っていたというオチでございました。…すみません。いつもの愚痴です。

と言うことで、まともな映画感想やら文章やらは書けない状況なんですが、こんなニュースが飛び込んで来ましたよ。

★ロバート・ダウニー・Jr主演「シャーロック・ホームズ」、予告編

コナン・ドイル原作の人気キャラクター、名探偵シャーロック・ホームズをロバート・ダウニー・Jr主演、ガイ・リッチー監督で映画化した「Sherlock Holmes」の予告編が公開された。共演はジュード・ロウ、レイチェル・マクアダムス、マーク・ストロング。(allcinemaより引用)

★予告編はこちら



ロバート・ダウニー・Jr、めっちゃめちゃ可愛いではないか!
いや、ロバート・ダウニー・Jrが可愛いのは今に始まったことではなく、アイアンマンの社長はもちろんのこと、トロピックサンダーのラザラスもキスキス,バンバンのハリーも毛皮のエロスのライオネルだって当然のごとく可愛かった訳ですが、このホームズもまたいいねえ。
クラシックなスーツ姿も多少七五三気味だが似合ってるし、拳闘シーンでは鍛え上げた肉体美を見せてくれるし(アイアンマンの時より絞ってる感じ)、ジュード・ロウとの絡みは想像したよりも全然良いし、全裸でベッドに繋がれてるシーンなんて、じゅる(あ、イカン。涎が…)



当初、彼がホームズを演じると言うニュースを耳にした時、正直、あんまりキャラじゃないなと思ったのです。
本人もさんざん言われてうんざりしてるかもだけど、やっぱり身長が足りないし容貌はむしろ真逆だし。
ちなみにホームズの身長は少なくとも180cm以上とされており、190cm以上という説もある。鷲鼻でどちらかと言うと険しい顔立ち(という設定)のホームズを、あんなきゃわゆいロバート・ダウニー・Jrが演じるのは果して?と思ってたのですよ。
ましてや相手役、じゃなくて相棒のワトソンがジュード・ロウってんだから、ワトソン博士のほうが全然大きいではないか!(ロバート・ダウニー・Jrは174cm、ジュード・ロウは185cmだそうです)

私はシャーロッキアンでは決してありませんが、ホームズだのルパンだのポアロだのミス・マープルだの明智小五郎だの金田一耕助だのさんざん読み耽る子供時代をおくったもので、それなりに思い入れがあったものですからね。
でもでもしかし、このトレーラーを観たら気が変わったぞ。
可愛くて素っ頓狂なホームズ…新しいではないか! ええ、もう、ロバート・ダウニー・Jr贔屓故の妄言とでも暴言とでも言ってくださいな。
可愛いから全て許す。 ラブ

海外サイトを回って英語を読み解く根性が只今無いもので、実はストーリーやらキャラクターやらほとんど把握してないんですが、今回のこのホームズは原作の映画化ではなく原作とコミックをミックスしたオリジナル・ストーリーとのこと。
そんならいいよねー、ホームズが可愛くっても。
アメリカでの公開はクリマスシーズンとのこと。日本に来るかなー?来るよね、きっと。



up ホームズより、明智小五郎のほうが似合うかもー。ってことは、ジュード・ロウは中村警部か?(人種も設定も無視した発言)。 イヒヒ

嘘かはたまた現実か!〜「トロピック・サンダー/史上最低の作戦」

    2008.11.25 Tuesday| 01:21 |
三連休の初日の土曜日(私のお休みはその日だけだったんだけどね!←きゃんさんやさぐれ進行中)、当日に公開初日を迎えた「トロピック・サンダー/史上最低の作戦」を観てきました。
アメリカでは、あの「ダークナイト」の連続首位更新にストップを掛けた程の大ヒットを飛ばしたとか。
先日来、テレビでの宣伝も派手でかなり目立っておりましたが、実は私、コメディ映画はあまり得意ではない。
嫌いと云う訳では決して無く、好きな作品も多いのです。最大お気に入り映画の一つ「プロデューサーズ」の制作・脚本のメル・ブルックス作品(=ほとんどがコメディ映画)なんて、だーい好き。
ところが私、どうやら根っこのところが妙に生真面目で硬いらしく、ダジャレとか悪ふざけ系の笑いが苦手なのです。どこが面白いんだかちっとも判らず、眉間に皺が寄ってしまう。
上手く説明出来ないんですが、たとえば日本のお笑いだとすれば、子供の頃からバカ殿コントの類がダメでした。演じているコメディアンにはむしろ好感を持っているんだけど、あのコントのどこが面白いんだか本気で理解出来なかった。
ダジャレと一発ギャグ、奇声を張り上げているだけのようなお笑いも苦手。小学生でもあるまいしそんなんしつこく繰り返されたって面白くもなんともない、面白いんじゃなくて馬鹿馬鹿しいだけじゃん!と思ってしまう。ラーメンズとかの言葉遊び系の笑いはむしろ大好きなんですけれども。
あ、ここまで書いてなんとなく判ってきたぞ。
コメディ映画でもコントでも漫才でもそうなんだけど、ちょっとばかりおバカさんだったりトロい存在を貶めることで笑いを取ろうとしたり、わざとらしく愚かしく振舞って「ほら、バカでしょ?ねっ!面白いでしょ?」って押し付けてくるようなのが嫌いなんだな。うん、きっとそうだ。
逆に好きなのが確信犯的なパロディや風刺、それと、当人は必死なのに何故かそれが全て裏目裏目になってとんでもないことが起きたり巻きこまれたりするタイプのコメディ。ブラックだったりすれば、尚よろし。
上述のメル爺の作品なんかは終始一貫悪ふざけしまくっているようでいて、いや実際に物語としては悪ふざけの極致だったりするんだけど、登場人物たちは真剣で必死なところがとてつもなく面白いんです。
って、私のコメディや笑いに対しての好みや考察は今はどうでもいいとして、要するにコメディは地雷を踏んでしまう確率が比較的高いため、余程でないと自ら積極的には観ないと言いたかったと。
…相変わらず前フリが長いね、おい!

実は観たのは偶然の産物。
たまたまシネコンの前を通りかかったので、「慰めの報酬」のチラシでも置いてないかと入ってみたと思いねえ。
そこで、11月22日はカップルディで映画が1000円で観られることに気づいたのですよ。
そう言やあ「トロピック・サンダー/史上最低の作戦」には、「アイアンマン」以降すっかりご贔屓のロバート・ダウニー・Jrが出演しているではないか!それでもって丁度15分後に上映開始でタイミング良し、だったら観てみようかな?…とまあ、そんな流れだったのでした。
ロバート・ダウニー・Jrが出てても、1000円じゃ無ければ観なかったかも。だって、宣伝や題名で判断する限りいかにも悪ふざけ系の映画(=個人的地雷)なんだもん。
映画で地雷踏んで、好き俳優にまで興味が無くなったりしたら悲しいじゃない?
結論としては、地雷は杞憂でした。すっごく面白かったよ!
以下、肝心肝要な箇所は出来るだけボカシますが、多少のネタばれあり。ご注意のほど、お願いいたします。


「トロピック・サンダー/史上最低の作戦」(2008年、アメリカ)

かつてヒットを飛ばしたものの今やすっかり落ち目になってしまった俳優タグ・スピードマン(ベン・スティラー)、オスカーを5度も受賞している名優なれどやり過ぎで奇人との評判のカーク・ラザラス(ロバート・ダウニー・Jr)、お下劣コメディアンのジェフ・ポートノイ(ジャック・ブラック)らは、新作映画の撮影に臨んでいた。
巨費を投じて製作されている作品は、ベトナム戦争の英雄が記した回顧録を原作とする戦争映画「トロピック・サンダー」。ところが、クセモノだらけの俳優陣をまとめきれない監督やスタッフのミスが重なり、クランクインしてたったの五日で予算オーバーとなってしまう。スタジオ側から撮影中止を言い渡され脅された監督は、東南アジアのジャングルに俳優を送り込み、ゲリラ撮影でリアリティのある作品を撮ろうと目論む。
監督に言い包められた俳優たちは指示通り地図と脚本を手にジャングル内での撮影に挑む羽目になるが、そこは麻薬組織が支配する「黄金の三角地帯」、戦場と等しい超危険地帯だった。そんな事とは露知らぬ俳優たちは、そこで起きる事柄の全てをリアルな映画撮影だと信じ込む…。


映画の冒頭部分、ここ非常に重要です。予告編からの流れでうっかり見逃したりしないよう、ご注意あれ。
何かと言いますと、映画内映画である「トロピック・サンダー」の主要登場人物である俳優が出演した映画の予告編から物語がスタートするのです!
ややこしい?
えーと、要するにですね、脚本・監督・主演のベン・スティラーではなくアクション俳優タグ・スピードマンの主演作「スコーチャー」や、コメディアンのジャック・ブラックではなく「お下劣」コメディアンであるジェフ・ポートノイのお笑い映画「ザ・ファッティーズ」、ロバート・ダウニー・Jrではなくオスカー俳優カーク・ラザラスの「悪魔の小路」と云った映画の予告編が次々と流れるんです。
これがねえ、実によく出来てる。ホントにそういう映画があるのかと一瞬錯覚しちゃうくらい、真に迫ってる。
特に凄いのがロバート・ダウニー・Jrではなくカーク・ラザラス主演作「悪魔の小路」で、何と、共演者がトビー・マグワイアなの!もちろん本物、ご当人。
その映画「悪魔の小路」は18世紀のアイルランドが舞台、禁断の修道院同性愛映画だそうな!(大爆笑) たらーっ
ショーン・コネリー主演の名作「薔薇の名前」みたいな衣装を着たロバート・ダウニー・Jrではなく(しつこい)カーク・ラザラスと、トビー・マグワイアが何とも意味深な演技をしております。
修道院版「ブローク・バック・マウンテン」みたいなそんな感じ…ものすごく観たいぞ、その映画(握り拳)。
なんでトビーなんだろ?って思ったんですが、もしかして「アイアンマン」と「スパイダーマン」って言うこと?アメコミヒーロー対決みたいなもん?
その他の予告編も同様に凝りに凝ってます。いかにもありそう、いつかどこかで観たことがあるような、そんな感じなんだけど実際にはあり得ない、という微妙絶妙な作り。
そして予告編の冒頭には清涼飲料水のCMが入るんですが、これも映画内映画である「トロピック・サンダー」に出演している俳優が出ているという設定。
いやあ、わたくしパロディ好きなものだから、こういう二重構造の仕掛けにめっちゃ弱いんですよ。大好き、もうメロメロ。この冒頭部分だけでも、この映画を観た甲斐があったと云うもの。
ちなみにこの架空の映画たち、「トロピック・サンダー」の公式サイトからリンク(?)されてます。
これがまた良く出来ていてねえ、本当に本当みたいなんだよ。必見。

その後は上述したようなストーリー展開になっていくのですが、あちこち細かく遊びが入って、これがまた実に愉快。映画製作の裏話やアカデミー賞への毒舌、風刺的演技論などなど、面白いったらありゃしない。
映画世界に身を任せジェットコースターに乗車したつもりで楽しめばOKな映画であると同時に、映画的教養や鑑賞経験があれば尚、製作側の意図や散りばめられた毒をより深く感じ取れて面白く見られるんじゃないかなあとも思いました。

と云って、文化的で高尚だったりなーんてことは全く無いです。むしろ真逆で、すっごく下品。
four-letter wordだらけなので、字幕担当者はさぞや困ったことだろうと。私程度の英語力でも判るほどの、下劣極まりない悪罵が延々と続いたりします。
吹き替えで観たらさぞや凄いだろうな。と云うか、ぜひ吹き替え版を観たいなあ。DVD発売が楽しみになっちゃった。
残酷シーンもかなりあります。内臓とか生首とか流血とか、映画内映画における作り物(小道具)という設定もありますが、事実という設定でもバンバン出てきます。本当の生首なのに登場人物が作り物と思いこんだりもします(ややこしいなあ)。それ自体がパロディになってる。
虚実ない交ぜの虚構空間と云う点ではメル・ブルックスの「ブレージング・サドル」とか、ロバート・ダウニー・Jrの「キスキス,バンバン」を連想しますが、お下劣度強烈度は「トロピック・サンダー」のほうが全然上。
撮影現場でドタバタしてる俳優たちだけでなく、自分たちは安全なアメリカ国内に居て、口だけ出してくる製作側の連中がまた面白い。
出演者中、一番下品で下劣で俗悪でどうしようも無い人物は上述のオナラねたのお下劣コメディアン、ジェフ・ポートノイではなく、製作会社のお偉いさんだったりします。
このお偉いさんのキャラが実に強烈で最初は眉を顰め気味で観てたんですが、その突き抜けた俗物ぶりが気になって気になってしょうがなくなってしまいました。
ここまで開き直った下品だといっそ清々しく、そういうのはちょっと苦手と云う上品めな方でもきっと大丈夫…な訳ない!



個人的お目当てのロバート・ダウニー・Jr、黒人役を演じる俳優を演じているのですが(だからややこしいってば)、このメイクが凄いです。
映画の設定としては、黒人役を演じるために皮膚の変色手術を受け(マイケル・ジャクソンと逆手術か?)、縮れた髪の鬘とモミアゲを付け、黒眼のコンタクトを入れている、ということになっているんですが、本当に黒人に見えるんだよね。
ちなみに、上の画像の右端がロバート・ダウニー・Jrです。
中身(?)はこんなだよ。 down

笑顔がめちゃくちゃキュートだぜ…。 ポッ

なりきり型のめり込み型の俳優と云うキャラ設定なので、映画内での素の言動、要するに黒人軍曹としての役柄を演じている状況でなくオスカー俳優カーク・ラザラスとして発言している時も、まるで黒人のようだったりします。
本当の黒人である共演者アルパ・チーノ(ブランドン・T・ジャクソン)に、アメリカ黒人の悲劇の歴史を悲壮感を込めて語り、「あんた、白人じゃん!」って突っ込まれたりしてます。その時の、「あ、そうだったっけ?」と云う表情が可愛い&可笑しい。
ロバート・ダウニー・Jr本人が実際になりきり型の俳優だと思うので、その辺りも細かくパロディになってるんですよね。
映画の終盤になって、自分は黒人軍曹ではなく俳優のカーク・ラザラスだったとあらためて自覚し、メイクを剥ぎ取るシーンがなかなかの見ものでした。鬘とモミアゲを取り、コンタクトを外し、現れたのはオーストラリア出身の白人俳優カーク・ラザラス。表情から話し方から、瞬時で全く変わっちゃうの。
うーん、メイクも凄いが役者ってやっぱり凄いねえ。
ちなみに、この感想「メイクも凄いが役者ってやっぱり凄い」は、最後の最後でもう一度つくづく思い知らされます。

とにかく全体隙間無く笑いを詰め込んであって間違い無く面白い。
敢えてケチを付けるとすれば、中盤、ちょっとだけダレる感じがあった。
俳優陣が掛け合いをしている箇所ではそんなことは全然無いんだけど、スピードマンが単独行動を取るシーンなど展開も演技も若干一本調子気味。導入部から前半にかけて非常にテンポが良いだけに、少々目立っちゃって気になったという程度ですが。
中盤以降、麻薬組織のアジトに皆が乗り込むあたりからはすっかりノリを取り戻しイケイケドンドンで話が進みます。
見所満載、ギャグ爆裂、笑い有り、涙…も一垂らし程度は有りでとにかく楽しい107分。ああ面白かった!と席を立てること請け合いです。
ただし上述の通り、エログロ下品系&流血系が苦手な方は映画館の入り口で回れ右をしたほうが無難。
初めてのデート ラブとかには絶対に向きませんので、そこんとこよろしく。

エンディングまでしっかり見ることをお薦め。
気になっていた「あの」登場人物の謎が解けますよ♪

天才はひた走る「アイアンマン」

    2008.10.05 Sunday| 01:53 |
ファーストディの10/1、「アイアンマン」を観てきました。
私本来の趣味嗜好からはあまり積極的に観に行くタイプの映画では無いのですが、「ダークナイト」を結局見逃してしまった悔しさ1/3、アメコミヒーローを演じるタイプとは思えない俳優が主演であることへの興味が1/3、全米公開時の圧倒的な人気への関心が1/3といったところ。なんでも、興行成績が「インディー・ジョーンズ クリスタルスカルの王国」を超え、「パイレーツ・オブ・カリビアン」と肩を並べるほどだったとか。
それほど大きな期待を持って鑑賞に臨んだ訳では無かったんだけど、予想外なことに悪くなかったんだな、これが。

「アイアンマン」(2008年、アメリカ)


天才的発明家でありアメリカ最大の軍事企業のオーナー経営者でもあるトニー・スターク。自らが開発した武器のデモンストレーションのためアフガニスタンを訪れたスタークは、テロ組織によって瀕死の重傷を負わされ拉致されてしまう。
スターク同様に捕虜となっていた科学者インセンによって命を救われたスターク、テロリストの命令で兵器製作を強要されるが、監視の目を盗んで強力な人工心臓(アークリアクター)とパワードスーツの開発に成功。インセンの献身のお陰もあって、見事、脱出に成功する。
帰国したスタークは周囲の反対を押し切り武器開発の停止を宣言する一方、テロリズム制圧を目的としてパワードスーツの開発に着手する。試行錯誤の結果パワードスーツ=アイアンマンを完成させたスタークだったが、彼の周囲にはテロリストらの陰謀と復讐の魔手が伸びてきていた…。


いかにもアメリカンコミック的な、スピードと爽快感に溢れた映画でした。
全体に人物の書き込みは浅めでその分展開も判りやすくって、黒幕の存在も予想通りの展開。
この辺のあっさり具合が非常に徹底してて確信犯的かつ終始前向きなので、観ているこちらも肩が凝らず、まさにマンガを読んでいるがごとく物語を楽しむことが出来る。
ストーリーにも設定にも粗は多いんだけど、それもまあ許容範囲と云えるかな。
例えば、いくらパワードスーツの性能が高くても着用しているのは並みの人間なんだから、あんな勢いで地上に激突したら、外は無事でも中の人が壊れちゃうじゃないか?とかね。
もっとも、冷蔵庫の中に隠れていれば核実験でぶっ飛ばされても無事だったりすることもあるハリウッド映画なので(クリスタルスカル!)、そのくらいは大目にみたほうがいいのかなあ?
設定にも人物像にも若干の粗が無くはないのだけれども物語世界の中で違和感を感じない範囲に納まっているので、全体としてはまとまって完成度の高い作品になってしまったと云う、ある意味不思議な映画。
この映画的成功の最大の要因として挙げられるのが、荒唐無稽で能天気な展開の物語であるにも関わらず、演じている役者が非常に渋く、演技に深みがある点だと思うのです。

主演のロバート・ダウニー・Jrは、例によって例の如く私は名前くらいしか知らなかったのですが、風貌もこれまでの出演映画からも陽気なアメリカンヒーローを演じるタイプの役者とは全く思えない…。
ところがどっこいこれがまた、「アイアンマン」の主人公、非人間的に完璧な正義の味方では無い、等身大のヒーローであるトニー・スタークには非常にマッチしていたのですよ。
映画用なのか元からなのか知らないけど身体はそれなりに作り込んであるんですが、鍛え上げきれてないちょっと崩れた感じが残っていて、そこに人間的な匂いと色気が漂っているのがとても良い。
それでもって、演技がとても上手いのね。割とシニカルな性格設定なので喜怒哀楽はそんなに極端じゃないんだけど、ちょっとした表情の作り方でこれ以上無いって云うくらいに的確な感情表現をしてのける。

主人公トニー・スタークは父親の代からの武器発明家。自らの現状に何の疑問も抱いていなかったのに、拉致されて現実の戦場の悲惨さとテロリズムの残虐非道を身をもって体験することによって、人を殺すための武器ではなく人を助けるための発明をしようと思い立つのです。
特徴的なのは、この主人公、必要以上には悩まないんだよね。
軍事企業家の息子に生まれ天才的武器開発者として栄光に包まれた人生を送ってきたスタークが、何をどう綺麗事で誤魔化そうとも武器は現実に人を殺し人を不幸にするものだと気付かされるということ。それは彼のこれまでの人生と人生哲学を土台から突き崩されたということで、アイデンティティの危機とも言える深刻な状況だと思うのだけれども。
でもねえ、スタークってば意外にあっさりと宗旨替えをしちゃいます。
トニー・スタークがもしもブルース・ウェイン(バットマン)だったとしたら悩みに悩んで苦悩して挙句の果てには胃に穴が空いちゃいそうなもんなんだけど、トニー・スタークはそんなには悩まない。
武器開発は間違いだった。だったらそれを挽回すべく、テロリスト撲滅のためのパワードスーツ製作に励んじゃうぞ僕…的な。
かと云って、能天気に明るいキャラクターという訳でもないんだよね。
シニカルで諧謔的で表面に見せているよりも複雑な性格であることは間違い無く、でも、こうと決めたら突っ走る潔さと信念も持ち合わせている…という風に深読みさせられる。それは全て、ロバート・ダウニー・Jrの演技によるものだと思う。
本気でロバート・ダウニー・Jrのことを知らなかったので、やっぱり「演技派」って括りに入る役者なのかなあ?と思ってググったら…まさにそうでした。いやあ、無知って罪だね。
彼ではない他の俳優、もっと若いアイドル俳優とか脳味噌まで筋肉仕立てなんじゃない?っていうマッチョ系とかがトニー・スタークを演じてたら、全く同じ脚本同じ演出同じ編集であったとしても、もっと全然軽くて薄っぺらい映画に仕上がってしまったと思うのです。
主演を始めとしてきちんと演技の出来る俳優を配したことが、この映画を人間味に溢れしかも肩が凝らずに純粋に楽しめるヒーロー映画として成立させたのではないかと、考えた次第。



音楽がなかなか印象的でした。
いかにもアメリカンなハードロック。私は本当はこの種の音楽はあまり好きじゃないんだけど、この映画にはこのくらい分厚いサウンドが合っているし、映像と音が見事にマッチしていました。アイアンマンの活躍と共に一層ノリノリになって音もドンドン大きくなって、わくわく気分が高められました。
若干、いや、かなりうるさいけどね。これからご覧になる方は、覚悟して観に行ってください。


蛇足ですが。
トニー・スタークがテロリストに拉致され、彼らが集めた武器や部品からパワードスーツを作るくだり。
私の頭の中に浮かんだのは、「パタリロ!」でした。ご存知の方も多いであろう、少女漫画の歴史に残る名作ギャグ漫画。
何巻のどういう話だったかは忘れちゃったけど、常春の国マリネラの国王であり天才科学者でもあるパタリロが、必要に迫られ電卓とかボールペンとかを材料に必殺兵器を作る話があるんですよ。何せパタリロはとんでもない天才なので、そんな適当な材料をトンテンカンして凄まじい発明品を作るっていう話が他にも何回かあったはず。
でもって、アイアンマンのトニー・スターク。テロリストのアジト内の牢獄という劣悪な環境下、ろくな設備も無い中で、監視の目を盗んでアークリアクターという究極の動力元とパワードスーツ第一号を作っちゃう。…ほら、パタリロと一緒だあ!
もしかすると、パタリロの作者が「アイアンマン」の原作を読んでいたのかもしれませんけれどもね。
そういやあパタリロはロボット工学の分野でも天才で、プラズマXって云うロボットも作ってたなあ。
ちなみに、こんなのdown



…アイアンマンとデザインセンスが近いかも。まあ、昔のロボットのデザインなんて、どれもこんなモンでしょうかしらね?




そだそだ、もうひとつ蛇足。
映画データサイトを見てたら、声の出演ということでポール・ベタニーの名前が出て来たんですが。
ぜーんぜん気づきませんでした。誰?どこ?と思って検索したら、トニー・スタークの自宅コンピューターの声を演じていたらしい。
エフェクト掛りまくってるんだもん、あれじゃあよっぽどのファンでも無ければ判んないよ。贅沢な使い方するもんだねえ。

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