復活!007!

    2012.12.04 Tuesday| 01:33 |
JUGEMテーマ:映画

お久し振りです…と言うのはあまりにも白々しいと言うか、鉄面皮と言うべきか、えーと、一年二ヶ月ぶりです。こんばんは。
仕事の多忙に加え、親族に不幸があったり、身内の体調不良とか、その他諸々追いまくられ、まとめて文章を書くということが全く出来ないでおりました。
映画ブログ以外ではツイッターだのアレだのコレだの書き散らしていたので、「ブログを書く余裕が無い」と言うのはもはや言い訳以外の何モノでもないんですが。
当ブログ沈黙の日々、その間にもコメントやメールを寄せてくださったりご訪問いただいた皆様には、心からの御礼とお詫びを申し上げます。

それではこの一年ばかり映画もドラマも観ずに隠遁生活を送っていたかというと、滅相もなく。
ツイッターをご覧になったり、フォローしてくださっている方はご存知の通り、BBCドラマ「シャーロック」にはまったり、堺雅人主演ドラマに踊ったり、ヴィゴ出演「危険なメソッド」の日本公開に喜んだり、以前に比べて格段にペースも分量も落ちたとは言え、それなりにいろいろと観てはいたのでした。
そして、ついにこの日がやってきたのです…「007/スカイフォール」公開!

ロンドンでのロイヤルプレミアに参戦した同士の快挙を指を咥えて眺めつつ、せっせと応募したジャパン・プレミアでしたが、当選は叶わずじまい。
手当たり次第に応募した試写会も、案の定、当たりませんでした。
私の場合、本当に好きで観たい映画を、公開が待ちきれないから一日でも早く観たいから試写会に応募するのがパターン。
元来の面倒臭がりで情報をチェックしては応募するというマメさに欠ける上に、自宅仕事であまり外出しないこともあり、自分的に「試写会で一度観たら満足」という類の映画なら、そもそも応募なんてしやしないのです。
当然ながら、幸いにも試写会で観たからそれきりってことは絶対になく、公開後も何回だって足を運ぶこと前提での応募なんだから、こういう人間にこそ当てて欲しいなあ〜などと常日頃考えているのですが、世の中そうは甘くない。
ええ、本当に見事に落ちまくりましたよ(涙)。結果として、公開日の12月1日を指折り数え、首をろくろ首にして待ちに待った、そういった次第でございます。

と言うことで、12/1(土)公開初日の「007/スカイフォール」を観てきましたっ!
初日二回目の上映回は、なんと満席! 誰でも1000円で観賞できるファーストデイに折りよく土曜日が重なったということもあるのでしょうが、少々驚きました。
毎度お馴染みの行きつけのシネコンなのですが、最前列まで埋まっているという状況は初めての経験です。
さすが007!…いや、でも、カジノ・ロワイヤルも慰めの報酬もこんなに混雑はしていなかったよなあ。007シリーズ50周年ということでこれまでにも増して活発な宣伝活動をしていたから、その成果が上がったということ? その割にダニエル、来日しなかったけどね!アフガンに慰問に行っていたから仕方ないけどね!…いや、まあ、それはさて置いて。
昔ながらのファンなのでしょう、年配の、特に男性客が目立っていましたが、ご夫婦やカップル、一人客、グループ客など、老若男女満遍なく入っていたように思います。
うんうん、大ヒットのためには幅広い客層に観て貰うことが大切だよね!と、お前は配給会社の人間か?みたいなことを考えては、納得満足していたワタクシでございます。

さて、本題。
以下には、大量のネタバレ含まれますので、ご注意!
管理人は多少偏向した趣味嗜好の持ち主のため、独断や偏見も含まれますが、あくまでも素人の一映画ファンによる感想文に過ぎないことを、前もってご理解ください。お読みになった上での苦情はご容赦願います。
当方の記憶違い、思い違いなどにつきましてのご指摘は大歓迎。コメントを寄せてくだされば、そそっと訂正(姑息じゃ)させていただきます。

007/スカイフォール

「007/スカイフォール」 (2012年 イギリス・アメリカ)

愛した女性を死に追いやった組織を追い詰めるべく、ハイチやボリビアなど各地を舞台に壮絶な戦いを続けるジェームズ・ボンド(ダニエル・クレイグ)。
ある日、直属の上司M(ジュディ・デンチ)が秘めていた過去の事件が浮かび上がってくる。その衝撃的な内容は、Mに対するボンドの信頼と忠誠心を試すかのようだった。
そんな中、彼らの所属するイギリス情報局秘密情報部“MI6”が何者かの標的に。ボンドの任務はその相手を発見し、脅威を取り除くこと。たとえ、その代償がいかに個人的なものだったとしても……。(goo映画より引用)。
※公式サイトはこちらから→
 「007/スカイフォール」公式サイト

いや、もう、めちゃくちゃに良かったです。面白かったです。
アデルによるテーマソングと最高にクールなオープニング映像で幕開けしたスカイフォール。143分と結構な長丁場の映画なのですが、あっと言う間でした。瞬きすら惜しいほど画面に釘付け、時間の長さなんて微塵も感じませんでした。
冒頭の長尺アクションから瞠目のラストまで、ボンドと一緒に007ワールドを全力疾走した挙句、心臓を真正面から打ち抜かれた気分。観終わってとてつもない高揚感と充実感、そして同時に脱力感に襲われ、体力の無い私なぞすっかりぐったりしちゃいましたよ。
前々作「007/カジノロワイヤル」で007とダニエル・クレイグに魅了された私ですが、この作品により本懐を遂げた、そんな気すらしました。ファンになって良かった、「カジノロワイヤル」、「慰めの報酬」と観続けてきて、こうしてダニエル版ボンドの第三作「スカイフォール」を観ること出来て本当に幸せ。
心の底からそんな風に思いました。
書きたいこと叫びたいことは沢山あるのですが、まだ自分の中で消化しきれていない箇所もあり、どういった言葉で表現すればこの心の叫びが伝わるのか…語彙の少なさがもどかしい。

一層に練り上げられ、磨きのかかったアクションシーンは迫力満点で凄かった。
激しくて早いのだけれど、一般人の動体視力ギリギリのところで感知できるレベル内に収まっているところに、「慰めの報酬」の反省点がきちんと活かされているなあと感心(※前作ではカメラワークの加減で、いくら頑張っても展開が把握しきれないアクションシーンがあったのです。切り替えが頻繁で早過ぎるのとショットの寄り過ぎ、俳優が頑張っている分、実に勿体無かった)。
予告編に登場した地下鉄激突シーンに代表される破壊、爆破シーンは荒々しくて凄まじく、ある場面では美しくてスタイリッシュ、ある場面では猥雑でエキゾチック、ドラマチックでセンチメンタル、そしてノスタルジックな趣きを感じさせられる映像の素晴らしさ。
信頼、疑惑、情愛、非情、親愛、憎悪、嫉妬、悲哀、感傷、時に揺れ、時に歪み、そして時には真っ直ぐに発動する感情、深みのある人間ドラマ。
迂闊に混ぜ合わせたらバラバラに分離し、映画をぶち壊しにし兼ねないそれら全ての要素が、絶妙なバランスで盛り込まれている。その完成度の高さに圧倒されました。

007シリーズ生誕50周年記念作品ということもあり、オールドファンにたまらないであろう、旧作ネタもふんだんに散りばめられ、微笑ましい笑いと郷愁を誘ってくれます。
ダニエル版ボンドになってからは出番の無かった、Qやマネーペニーなど懐かしのキャラクターも再登場。
Qの作る新兵器は時代に即し、とても現実的でリアル。一方で、昔ながらの秘密兵器を会話の中に盛り込み、名(迷?)台詞「壊すなよ」も登場します。この瞬間シアター内がわっと湧いたのも、長く続いたシリーズならではの妙味と言えましょう。
そしてある意味一番盛り上がったのが、アストン・マーティンDB5の登場シーン。
単なるクラシックカーとしてのアストン・マーティンではなく、まさにあの、かつての007映画に登場したアストン・マーティンなのですよ。
ただのクラシックカーでないことは、ボンドとMの会話で直ぐに判りますし、そのその特徴的な機能はボンドにより現代に活かされることになります。
ボンドとMの北への道行き、荒涼たる道をひたすらに走っていくアストン・マーティンDB5、背後に流れるは「ジェームズ・ボンドのテーマ」…いやあ、シビレました。

このくだりは若干、メタフィクション的(※小説が言語によって作られた虚構であることを作中で言及する作品の意)です。
個人的にはこうした複層構造の物語が大好物なので、内心でめっちゃ盛り上がっていたのですが、理屈っぽい人なら、異論があるかも。
「クレイグ版ボンドはカジノ・ロワイヤルで007になったはずなのに、何ゆえ、過去のボンド映画のアイテムが今更登場し、しかも、ボンド自身やMが懐かしそうにするんだ?おかしい」とか、「このアストンが登場するということは、ジェームズ・ボンドと言う名前自体がやはりコードネームであり、MI6には過去に何人ものボンドが存在したということを表しているのか」とか言われちゃうかも。
「007/カジノ・ロワイヤル」公開時、実際にそんなことを言っている方、書いている方を結構見かけたんですよ。
議論のための議論で、お遊びの一種だったのかもしれませんが。そこはそれ、映画的お約束、暗黙の了解としてスルー出来ないものかと思っていたのですが…閑話休題。

ジェームズ・ボンドを演じる主演俳優ダニエル・クレイグは、アクションも演技も凄みを感じられるほどでした。
かなりのアクションシーンを自身でこなしたそうですが、キレと同時にリアルな重みのあるアクションは見事の一言。そして、身振り手振り、声のトーン、顔筋や指先の一本一本まで計算しつくしたような、それでいて自然な演技は実に素晴らしい。
アクション映画の単なるアイコンではない、人間ジェームズ・ボンド。それこそが、ダニエル・クレイグ版ボンドの真骨頂だと断言します。

ボンドの敵として登場するシルヴァを演じるのは、アカデミー賞俳優ハビエル・バルデム。
シルヴァの望みは世界征服でもなければ、秩序の破壊でもない、利益追求ですらない。彼がひたすらに求めるのはかつての上司であったMへの復讐なのですが、それは単純な憎悪からのものではないのです。
愛を求め過ぎたあまりに狂ってしまった魂、それがシルヴァであり、そこにこそ、今作におけるヴィラン(悪役)の特殊性があるかと思います。
正直に言いますと、今回のヴィランがハビエル・バルデムと発表された時は、少々がっかりしたのです。彼の過去作は何作か観ていて良い俳優であると知っているし、嫌いというわけでは無いのですが。ちょっと書きにくいな…容貌がね、個人的好みと真逆なんですよ。パーツが大きい、ラテン系の濃い顔立ちっていうのが、ちょっと苦手なもので。
マッツ・ミケルセン、マチュー・アマルリックと、大好き俳優が立て続けにヴィランを演じたものですから、少々欲張りになっていたのも否めません。
いや、でも、今となったらごめんなさいとしか言いようがありません。
スカイフォールにおけるシルヴァ役は、正しくハビエル・バルデムのものです。狂気と知性、残虐と情愛、ユーモアと痛ましさを併せ持つ複雑怪奇な変態(←褒めてます)を、こうも絶妙に演じるとは!
さすが、「ノーカントリー」でオスカーを受賞した俳優です。まさに魅せられました。

そしてM。MI6の局長であり、ボンドや(かつての)シルヴァの上司であった女性…もうね、何と言うか感無量の一言。
冷酷非情なスパイ組織の長である彼女の、冷徹な仮面の下に隠された情愛。それを知ったからこそボンドは、そしてシルヴァも、彼女に反発しつつ心を寄せたのでしょう。
厳格なる慈母、これがジュディ・デンチが演じたMだったのだと、あらためて感じ入りました。

スカイフォールはボンドの過去や隠された心の傷を描いた作品でもあります。
ボンドが少年期に両親を亡くしているのは原作に登場する事実(?)ですが、この映画中においてもそれは言及されています。
「身寄りのない人間のほうが諜報部員には向いている」と言うのはMの台詞ですが、優秀な諜報部員であったシルヴァも多分、身寄りのない孤独な人物だったのでしょう。
そう、この作品は見失いそうな、もしくは見失ってしまった母の愛を求めてさすらう息子たちの物語でもあるのかもしれません。
母殺しにならんと共に命を絶とうとしたシルヴァは、ボンドの手で殺されます。間一髪でMを救ったボンドですが、そのMも…。

そしてボンドは、ついに大人になる。傷ついた孤独な少年の魂に別れを告げ、早くに亡くなった両親、失った恋人、親しんだ人々、彼等の死を忘れるのではなく、ただ乗り越えて。
復活、ジェームズ・ボンド!
早くも次回作が楽しみで仕方ありません。


「カウボーイ&エイリアン」試写会!

    2011.10.03 Monday| 02:16 |
JUGEMテーマ:映画

お久しぶりです。四ヶ月ぶりの管理人です。もはや言い訳も出来ませんので、しません…でも、すみません!!

あまりにも久しぶり過ぎて、ブログの書き方を忘れてしまったよ…茫然。
えーと、えーと、なるほど、なるほど(←過去記事を読み直してる)。よし、判った。先ずはとにかく見切り(えっ?)で再スタート!
当ブログの原点、我が愛しのダニエル・クレイグは、ここ数ヶ月で結婚したり、夏から冬に掛け立て続けに出演作が公開されたり、待ちに待ったBond23の撮影スタートが発表されたりと、お忙しなご様子。
日本でも、10/22から「カウボーイ&エイリアン」、12月には「タンタンの冒険」、来年の2月には「ドラゴンタトゥーの女」の公開が決まっているという、二カ月おきにダニエルの姿がスクリーンで拝める(タンタンはモーションキャプチャーだけど)ちょっとしたお祭り状態に入るのだー。
うむむ、よくよく考えたら、これはまた本当に忙しい…けど、嬉しいから頑張る!頑張らなきゃ!頑張るよ!!(何を?とは聞かないでー)

さてさて秋冬のダニエル祭り、第一弾は「カウボーイ&エイリアン」でっす!
原作はアメリカのグラフィック・ノベル、製作総指揮のスピルバーグらが惚れ込んで映画化の権利を得、満を持して製作に取り組んだとのこと。
主役の記憶を失ったカウボーイ(?)にダニエル・クレイグ、助演にハリソン・フォード、監督はアイアンマンで名を挙げたジョン・ファブロー、プロデューサーにロン・ハワード、製作総指揮にスティーブン・スピルバーグと、キャストも製作陣も超豪華。
アメリカでは7/29から公開、公開週の週末興行収入こそ全米ナンバーワンを取ったものの、翌週には猿の惑星に一位を奪取されてしまっています。ちなみに、週間興行収入は公開週の2位が最高位だったので…うーん、まあ、悪いとまでは言い切らないけど、期待されたほどの興行収入とは決して言えないって感じなのかなあ。
ちなみにアメリカの映画サイトIMDbおよび、Box Officeのサイトによると、制作費は約1億6300万ドル。9月末現在でのトータルな収益がアメリカ国内で約9900万ドル、その他で6600万ドル、合計1億6500万ドルなので、収支トントンにまではどうやら漕ぎ着けた模様。ふー(額の汗を拭く)。
これから日本で公開されるし、世界中でDVDやBDの販売も始まるだろうから、赤字は免れることでしょう。
仕事やらなにやらでとにかく多忙だったので、欧米での記事や評判を漁ったりもしてないんだけど…IMDbでの一般評価は10点中6.5点と、何と言うか、中途半端、いや、あのその。

と言うことで、9/30(金) 「カウボーイ&エイリアン」の試写会に行ってきました!
会場は有楽町の読売ホール、仕事を早く抜けられたので5時前に現地に到着したのだけれど、既に並んでいる方、多数。
プレミアじゃないし、ダニエルが来るって訳でも無いので、並ぶにはちょいと早いかなと思いつつも、そこはそれ集団心理ってヤツ? 並ばないとイケナイような気分になり、階段に待機。
意外だったのは、集まっている方々の年齢層が案外高めだったこと。
会社員が並ぶには早い時間だった所為もあるけど、50代以上、60代から中には70代以上の熟年世代多し(会社員や学生らしき方々は5時半過ぎから集まってきた)。
世間には試写会マニアな方も多く、ジャンル関係無しに応募するというのは知っていたけれども、それにしても、SFアクション大作だよ?大丈夫?とか、よーく考えたらまことにもって失礼なことを思ったりして…この浅ーい思考は、後ほどまるっと訂正させられる羽目になりました。スミマセン。
結構な人数が階段に列を作ってしまったためか、予定時間よりも10分ほど早く入場開始。
早めに並んだ甲斐もあり余裕で席を確保出来たのは良かったんだけど…試写会では、席をどの辺に取るかが毎度の悩みどころ。
今回もそうだったのだが、映画館ではないホールなどでの試写会の場合、舞台の奥にスクリーンが設置されていることがほとんどなので、後ろや脇よりの席は映画館に比べて非常に観にくいのだ。
だからと言って、前方の席を取れば良いかと言えば、そうでもない。
古いホールの場合、最近の映画館のようにスクリーンと席との距離や列ごとの傾斜を配慮して作ってないことが多いので、前方席だとスクリーンを見上げる羽目になり首が痛くなる。それと、私みたいにちびっ子だと、位置によっては前列に座っている人の頭が邪魔で字幕が見えなかったりするのだ。
…今回、見事にこれに当たってしまったのー。
前列に座ろうとしていた人が女性だったので、これはシメたとばかり座席を確保したところ、どうやら背の高い女性だったらしい。いざ映画が始まったら、字幕部分の中央が頭に重なってほとんど見えなかった…よ。
一所懸命、背筋を伸ばしたり、頭を傾けて字幕を読んだりしていたので、すっごく疲れた。がっくし。

【 今回の教訓 】
読売ホールは前方列は傾斜が小さい。映画の場合、前列観客の頭部に邪魔され、字幕が見えない恐れあり。スクリーンが遠くても、諦めて半分より後ろの席、または二階席前列を確保すべし。
※ただし、ちびっ子の場合。

以下、ストーリー概略と感想です。公開までまだ20日以上もあるので、出来るだけネタバレは避ける方向で。
ただ、どうしても多少は触れてしまうし、映画情報サイトや公式サイトに掲載されている程度ですらネタバレ厳禁と思われる方は、絶対に読まないでね。
ネタバレあり!注意!!
それと、私は原作のグラフィックノベルを読んでいません。ネットで見られる範囲で目は通したたけど、きちんと読んだとは言い難く、原作を読まれた方からすればトンチンカンで筋違いの感想を抱いてしまっている可能性あり。
あくまでも映画「カウボーイ&エイリアン」の感想として、ご高覧いただければ幸いでございます。

カウエリポスター

「カウボーイ&エイリアン」 2011年、アメリカ
1873年、アリゾナ。一人の男(ダニエル・クレイグ)が荒野で目を覚ます。なぜ、ここにいるのか、自分が誰かさえもわからない。そして、腕には奇妙な腕輪をはめられている。
自分のルーツを探るべく西部の町へとたどり着くが、そこはダラーハイド(ハリソン・フォード)という男に支配された町だった。偶然訪れたバーで、出会ったばかりのはずの女が話しかけてくる。“あなた、何も覚えてないの?”その女は何か知っているようだ。
そしてその夜、西部の町の夜空に突如として未知の敵が襲来。それはかつて見たことのない脅威であった。立ち向かえるのは記憶を失った男だけしかいない。いったいこの男は何者なのか。その正体は、敵か味方か。そして侵略者の目的とは。
想像を絶する巨大な敵が夜空を満たす時、男の手にはめられた謎めいた銀の腕輪が青い閃光を放ち始めた……(goo映画より引用)。
※公式サイトはこちらから→映画「カウボーイ&エイリアン」公式サイト 

先ず感じたのは、予想以上に西部劇テイストの強い映画であるということ。
主人公が戦う敵はエイリアンだし、宇宙船や飛行物体、科学兵器はもちろん登場するので、基本的にはSFアクション映画なのだが、物語の根幹は西部劇にあると断言出来る。
多くの西部劇と同様、主人公は謎を秘めた(または過去のある)風来坊。敵対する相手として街を牛耳るボスや無法者が現れ、主人公を助ける訳知りの年配者や苦悩する保安官が登場。
登場人物が相争う切っ掛けの一つが、金=ゴールドであることや、途中でネイティブインディアンが乱入して来るのもお約束。
強く美しいヒロインとの切なく激しい恋。そして、主人公を慕う健気な子役…この映画には、そうした西部劇的お定まりパターンがみーんな登場してくるのだ。
古き良き西部劇との違いは(無論、SF的要素を除く)、キャラクター設定がちょっとだけ複雑であると言う点かなあ。

例えば、最初の敵として登場する「街を牛耳るボス」=ダラーハイド(ハリソン・フォード)。
財力と暴力で街を支配していたこの男は、エイリアンに街を破壊され息子を拉致されたことが切っ掛けで主人公と手を組み、エイリアンとの戦いのために立ち上がる。
当初は利己的な悪人にしか見えないダラーハイドなのだけれども、エイリアン襲撃を切っ掛けに、それだけの人物ではないことが段々と判ってくる。
祖父を攫われエイリアン追撃隊に同伴することとなった少年とダラーハイドが心を通わせるシーンや、ダラーハイドが拾い育てたネイティブインディアンの青年との関係など、なかなか泣かせるものがありましたよ。
こうした擬似親子的関係を、主人公とその他の登場人物との間ではなく、当初悪役として登場するダラーハイドに担わせた点は少々目新しいかな。
もっともそれは主人公にそれだけの余裕が無いから、とも言えるのだが。
何せ主人公ってば記憶は無いし、外せない腕輪はとてつもなく強力な武器だし、見たことも無い飛行物体と醜いエイリアンが次々と襲ってくるし。
決してスーパーマンではない主人公が、戦いの最中にそんなヒューマンな触れ合いをやってる暇も余裕もあるわけが無いのは確かで、物語上、そうした役割をダラーハイドに替わってもらったのは、ある意味非常にリアルな設定なのかも。
そんな切羽詰まった主人公ではあるけれど、ダラーハイドとの間に、徐々に同志愛的友情が生まれてくる。この辺りはいかにも西部劇的だよね。
とは言え昔の西武劇なら、主人公と強欲で独善的な牧場主との間に友情が生まれることはずはないけど、この映画のダラーハイドは前述の通り、悪党の皮を被ってはいるものの実は熱くて一本気な男だったりするのでね。
主人公との間に友情と信頼が生まれるのは、むしろ必然。

ヒロインについて言及することは重要なネタバレになってしまうので避けるけど、主人公がその生き方を変えるほどに愛した女性がヒロインの他にも存在したり、記憶を失う以前の主人公の過去が、単純な勧善懲悪物語なら有り得ない設定だったり。
古き良き西部劇の黄金パターンを踏襲しながらも、一味違う捻った内容になっている点がなかなか興味深い。
いずれによせ、監督や製作側、そしてもちろん原作者にも、西部劇へのリスペクトやオマージュが山ほどあるのは間違いなしかと。
ただ、派手なアクション映画に慣れた現代人からすれば、昔ながらの西部劇そのままでは物語が単純だしスペクタクル性に欠ける。そうした意味からも、巨悪・ラスボスとしてのエイリアンが設定されたんだろうなあ。

うんと正直に言っちゃうと、もっとB級感バリバリの映画かと思っていたのだ。
ところがどっこい実際には、上述の通り西部劇テイストの強さもあり、事前予想よりはしっかりとした映画に仕上がっている。
まあ、何と言っても、主演がダニエルだからね。彼が登場するだけで画面がキュッと締まるし、物語は緊迫化する。そして助演のハリソン・フォードは、スターのオーラがビシバシ。年齢を重ねても、そこはやはりハリソンだなあと、つくづく。
サム・ロックウェルを始めとする脇役陣も渋くて、彼らの熱演には、なんと観客席から拍手が起きるほどでした。
余談だけど、この試写会での観客のノリの良さにはちょっと驚いた。コミカルなシーンではどっと笑いが起きるし、拍手も湧くし。
映画館ではあまり無いことだけど、会場全体が温かくて良い雰囲気になって悪くなかったなあ。先述の通り観客に熟年世代が多かったことが、良い方向に転がったのかも。ってことで、年齢層高めで驚いたとか言ってスミマセン。
ヒロイン(オリヴィア・ワイルド)はですね、キリットした美人で格好良かったですよ。おっとこまえ!と呼んじゃいたいようなタイプの女性。ただ、その分、色気はまるでナッシング。
主人公が昔の仲間に殴られ蹴られて倒れ臥すシーンがあるんだけど、その時の血や埃にまみれ弱りきったダニエル、じゃなくて主人公のほうが遥かに色っぽく…(自粛)。

予告編、特に飛行物体に飛びつくシーンなんか、ボンドと被るよなあと思っていたダニエルのアクションだけど、実際に観たらそれほど被るという感じでもなかった。
ただ、人を殴るシーンでの躊躇無さ、容赦の無さが実にダニエル(苦笑)、そして銃を構える、撃つといったシーンのキマっていることといったら、もうもう(身悶え)。
多分、背筋が強いからだと思うんだけど、ダニエルは立ち姿が実に美しい。広い背中から引き締まったウエスト、腰からお尻のラインが見事なS字を描いていて、惚れ惚れしちゃうほど。
果して英国人のダニエルにカウボーイ姿が似合うのか?と盛んに危惧されていたけど、映画の中で着用していたベストはとても似合ってた。ボンドを演じている時と比べかなり身体が絞ってあり、全体のラインがスッキリしている上に、ベストってヤツは、スタイルの良い男性を尚更スタイル良く見せてくれる効果大なアイテムだからねえ。
ダニエルは決して物凄いハンサムとか美形って訳じゃないんだけど(まごうかたなきファンですが、その辺はちゃーんと判ってますってば)、表情が変化する瞬間とか、ハッとするくらいに魅力的に見える。そしてアクションにキレがあって、身体の使い方や見せ方が上手いので、静止画像や写真よりも、動いている姿や映像が何倍も格好良いんだよね。
しかも、その隣にハリソン・フォードが立っているんだもん! 個人的には、ダニエルとハリソンが並び立つ姿を観るというだけでも、この映画には価値があると感じましたぜ。
あ、ちなみに主人公はカウボーイじゃないよね。題名とは食い違っちゃうけど、主人公はガンマンだと思います。ハイ。

ストーリーは、底の浅さが若干見え隠れしちゃってるのが惜しい。
掘り下げが甘いのだ。エイリアンや他の登場人物の正体についてよく判らないまま放置されちゃうし、記憶を失っていたからとは言え、主人公の性格設定にもブレがある。
例えば、エイリアンが何故地球にやってきたかという謎。エイリアンは金(カネじゃなくてゴールドのほう)が欲しくてやってきたらしいんだけど、どうして、わざわざ地球くんだりまで採掘にこなきゃならないんだろう?もっと近場の星で金くらい見つかるだろうよ。
ダラーハイドが「金で何を買うつもりなんだ?」と疑問を呈するシーンがあるんだけど(無論、冗談半分です)、それに対しての訳知りの答えが「彼らも彼らなりに金を必要としているから」…って、おい。それじゃ答えになってないじゃないか。
地球人と同様、金に価値があるという文化なのか、そうだとしても銀河を超え遠路はるばる来るだろうか?とか、それとも宇宙船や科学兵器の建造に必要なのか、まさか、金を食っているわけではあるまい?とか、一瞬にしてぐるぐる考えてしまった。
劇中ではそれっきりで、解答は無し。え、ええー。
とにかくエイリアンに関しては謎だらけです。あれだけの文化を持っていながら、何故、戦う時は素っ裸で防御服も着てないのか、腕輪以外の武器は無いのか。
人間を攫う理由も、地球の金を自分たちの物にするため人間を研究していると説明されるんだけど、
さほど一所懸命研究している風でもないし、その割りに攫うのは熱心だし、かと言って、喰ってるシーンが登場するわけでも無いんだけどね。

他にもう一つ、この映画の題名の謎に深く関わる人物がおりまして。その人物が現れる動機がイマイチ浅い。そして、どこからどうやってやってきたのかもほとんど説明がないまま、物語が終っちゃうんだよね。
こうした疑問点を全て解決してくれなきゃダメ!って言いたい訳じゃないのだ。
疑問を疑問のまま、観客に考えてもらう、観客の想像に任せる映画もあるし、私はそういう作品も好きだけど、この「カウボーイ&エイリアン」という作品はそういう類の映画では無いし、続編で謎を解き明かす方式でもないだろうし。
伏線を回収しないまま放り捨てられたような感覚がね、見終わった後に残る。ほんのちょっと、ワンシーンでも良いから、エイリアンの謎、謎の人物の謎の答えを垣間見せて欲しかったなあ。

あ、今、ちょっと思いついた。
現代人であるところの私は、エイリアンの謎について推測したり、答えが出ないことにイライラしたりするけれど、もしかすると登場人物たちは、そうではなかったのかもしれない。
宇宙や科学やSF的設定について何の知識も無い当時の人間なら、空の果てからやってきたエイリアンや、とてつもなく強力な武器や空を飛ぶ機械自体にはただひたすらびっくりするけど、先入観が無い故に、逆に素直に「そういうもの」として受け止めちゃったりするのかも。
恐ろしい存在が人間を滅ぼそうとしている→訳が判らんがとにかく戦おう→頑張って戦った→勝った、やっつけた、良かった!→よっしゃ、街を再建するぞ!おーっ!…みたいな。
1873年当時の人々の心性を考えれば、さしたる説明の無いままに人間が勝利を得てめでたしめでたしで物語が終る、それで良いのかもね。って、いいように考えすぎ?

記事の後半ではちょぴしクサしましたが、重箱の隅を突っついただけで、つまらない映画では決して無いです。
キレの良いアクションや派手な映像は見ごたえがあるし、強力で凶悪なエイリアンとの戦いにはちゃんとハラハラドキドキさせられるし。宇宙船の中に捕らえられた人間の姿は恐ろしくもリリカルで、個人的にはかなりツボだったし。
擬似的なモノも含めての父子愛や友情にはホロリとさせられ、恋愛沙汰も少々、コミカルな会話や笑わせるシーンもところどころに挟んであって和む。
そして何より、ダニエル・クレイグとハリソン・フォードの共演ですからして!これをスクリーンで観ないって手は無いですってば。
10/22(土)公開です。スクリーンで是非!


おまけその1.非常に世渡り上手なワンコが登場。可愛いよ。
おまけその2.題名「カウボーイ&エイリアン」にあらためて注目すべし。なるほどね、っと。

お誕生日の翌日に&新作あれこれ

    2011.03.04 Friday| 01:25 |
JUGEMテーマ:映画

ダニエル43歳ってことは、もしかすると日本で言うところの男の大厄? と思って調べてみた。
厄除けで有名な西新井大師のサイトによると、今年の男性の大厄は、昭和44年生まれから昭和46年生まれが該当するとのこと。
ダニエルは1968年生まれなので、昭和だと43年生まれに該当。昨年で後厄までが終ったことになるんだね。
と言うことは、2009年が本厄で2010年が後厄だったのかあ。…何となく、判るような気がしないこともない(苦笑)。

皆様ご存知の通り、MGM売却絡みのゴタゴタで、ボンド23製作が中断したり、無期限延期だなんて発表があったり。
そこにはもちろんダニエル本人の意向があったんだろうけど、丸二年間、新作映画の公開が無かったお陰で、なんとなーく影が薄かったし。
私生活でもナニやらあったんでしょうなあ。破局が先だったのか、新しい恋が先なのかは知りませんが、前カノとは結構長いお付き合いだったので、別れる段で何事も無くスムーズってことは無かったろうし。
私はダニエル本人が幸せならそれで良いと言うスタンスなので、ダニエルがどなたとお付き合いしようが、例えば結婚しようが一向に構わないんだけど、パパラッチの標的になってスキャンダラスに書き立てられたりしないといいなあ、とは思う。
多分ダニエルは、そういう類の攻撃には割と弱い、ナーバスになるタイプだと思うのだ。交際相手のために、SPを雇ったと言う噂だし。お相手が有名女優なだけに、以前以上にゴシップ雀の注目を浴びちゃうだろうから、それがちょっと心配。
厄明けダニエルが元気にご機嫌に良い仕事を沢山してくれて、その勇姿をスクリーンで拝めますよう。南無南無。


昨日の記事では、アメリカで7月公開予定の「Cowboys & Aliens」について触れましたが、その後の公開予定はこんな感じ。

Dream House (9/30全米公開予定)

昨年秋には撮影は終っているはずなのだが、CGだの編集だのに時間が掛かったのか、それとも配給会社の都合なのか、今年の秋口に全米公開予定。
ジャンルとしては、Mystery / Thriller とのこと。要するにホラーなのかなあ?
噂のレイチェル・ワイズとの共演。あ、今頃気づいた。この映画って、ナオミ・ワッツも出てるんだね。

画像はまだ出回ってないみたいなので、主演二人のツーショット。



若干、鼻の下が伸びてるダニエル。デレっとしてるぞ、コンニャロメ!(笑)



こちらは撮影中のショットっぽい。
個人的には、こんな感じの前髪ハラリのダニエルが好き。


The Girl with the Dragon Tattoo(12/21全米公開予定)

スウェーデン発の世界的ベストセラー「ミレニアム」シリーズの第一作。
このシリーズは既にスウェーデンで映画化され、日本でも公開済みなのは、皆様もご存知の通りです。
スウェーデン版の完成度が高かったので、ハリウッドでリメイクされると聞いた時は、正直首をかしげたのだが(リメイクするにも、時期が早過ぎるし)、ダニエルが出演するなら話は別でございます。
ダニエルが演じるミカエルの役、スウェーデン版で演じた俳優さんもとても良かったんだけど、話の内容からして少し年齢が行き過ぎてるかなあと感じてたんですよ。原作を読んでないので、あくまでも映画だけでのイメージだけどね。
ハリウッドリメイク版で、ダニエルが演じると聞いた時は、ハタと膝を打ちましたよ。年齢的にも雰囲気的にもピッタリ過ぎるくらいにハマッてる。
ハリウッドでリメイクするなら、むしろダニエル以外のミカエルは考えられないんじゃないかと、個人的には思ったりしてます。
非常に楽しみ。日本での公開が早く決定することを祈ってます。



デヴィッド・フィンチャー監督とのツーショット。
やっぱりスーツ姿が似合うぞ、ダニエル。
コートの所為かな、「アークエンジェル」のケルソー教授を連想しました。


The Adventures of Tintin

アニメーション「タンタンの冒険」では、声の出演。
ヨーロッパ各国では10月末公開予定なんだけど、アメリカでは12月28日とクリスマス休暇後の中途半端な公開。
まあ、元がフランスの漫画なので、アメリカではあまりウケないと言う判断なのかなあ。
日本での公開はどうだろう。微妙な気がする。

ハッピーバースディ! ダニエル・クレイグ!!

    2011.03.02 Wednesday| 23:58 |
JUGEMテーマ:映画

本日3月2日は、我らがダニエル・クレイグ43回目のお誕生日です!
おめでとーっ!ダニエル!! 
今年は新作映画の公開が続々決定しているし、ボンド23もようやく動き出しそうだし、何かと忙しくなりそうですね。スクリーンで貴方のあの美しい蒼い瞳を見られるかと思うと、楽しみで仕方ありません。
くれぐれも健康とスキャンダルには気をつけて、良い一年を過ごせますよう、祈っています。
貴方のファンになったことがきっかけで、世界の東の果てのこれまた隅っこにて、ちまちまと拙い文章を綴るようになった私から、心ばかりのハッピーバースディを贈ります。

若干、日付詐称気味ですが、何とかお誕生日の記事更新が叶いました。
当ブログでは最近、取り上げる機会がめっきり少なくなっちゃったダニエルですが(ごめん、ダニエルル…)、愛が色褪せたわけではないのです。
ここのところ、声を大にして言っときたい。

新作公開に加え一年間で二度も来日してくれたマチューや、新作映画がドンドコ公開されてるダウニーJrに比べたら…話題が少ないんだもんよ、ダニエルってば。
例えば昨年、ヴィゴは待ちに待たされたけど「The Road」が日本公開されたし、残念ながら日本では未公開だったけど「アパルーサの決闘」はDVDが出たし。
マッツは「タイタンの戦い」があったし。
それに比べてダニエルは、新作出演のニュースは多々あれど、なかなかスクリーンでお眼にかかれない(涙)。
この記事を書くためにIMDbを確認したら、2008年の「007/慰めの報酬」の後、公開された映画は「ディファイアンス」だけなんだもんなー。う、なんか、凄くさみしー気分になってきました。

しかし!しかしですよ、皆さん!!
今年の夏以降、ダニエル出演作品がバンバン公開予定ですよっ!
まあ、今のところは、「アメリカでは」という但し書きをせねばならないのですが、時期のズレはあっても、日本公開が期待出来る作品が多いように思われます。
ダニエルファンの皆様、期待して待ちましょうぜい。海賊さんのように世界同時公開とまでは言わねど、1〜2ヶ月遅れ程度で公開してくれるといいなあ…。
配給会社さん、何とぞよろしくお願いします。
発表されている限りでは、今年最初に公開されるダニエル出演作は「Cowboys & Aliens」 、ハリソン・フォードとの共演が話題になっている、SFアクション映画です。
アメリカでの公開予定が7/29らしい。



このポスターで見る限りだと、ボンドを演じている時に比べて、かなり身体を絞ったっぽい。
実は私、あまり大きな筋肉は好みじゃなくて、ダニエルもこのくらいの体型のほうが好きなんだな。
なかなか、いいお尻だよねえ(変態でゴメン)。



御大とのツーショット。思ったよりはカウボーイ姿がさまになっているダニエルと、当然の如くキマッてるハリソン・フォード。
どっちが主役なんだか判りまへんがな(苦笑)。



初見の際、えっ?光っちゃうんですか? レーザー光線ですか? と、驚かされた画像。
でもって、どこかで見たことあるようなポーズだなあと、しばし悩んだのだが。



…これだよ。
ま、もしも、手に必殺兵器を取り付けたとしたら、当然のごとくこのポーズを取るよね! 誰でもね!!(汗)
ジャンケンだとしたら、社長がパーでカウボーイがグー。社長の勝ち。


先日公開された、トレーラーはこちら。
アクションシーンがどうにもボンドに見えちゃうのは、きっと気のせいだよ。 気のせいだってば。



ボンド、続報(?)

    2010.04.22 Thursday| 23:05 |
一昨日報道された、ボンド23無期限延期のニュース。突然のまさに降って湧いたようなバッドニュースに愕然としたのは、007ファン、ダニエルファンだけでは無かったようです。
まあ、当たり前と言えば当たり前。
映画ファンのみでなく世界に知られた、最大級・最長の映画シリーズだからして。少々遅れてではありますが、一般紙にも報道されておりましたよ。

【読売新聞4/21付け夕刊「007最大の危機」〜経営難で製作延期】
人気の映画シリーズ「007」の最新作となる23作目の撮影が無期限の延期となった。英PA通信が20日、伝えた。〜省略〜
1962年に一作目「ドクター・ノオ」が公開されて以来、"無敵"だったスパイは最大の危機に直面している。
007シリーズの22作目「慰めの報酬」で主役の英情報機関員ジェームズ・ボンドを演じ、最新作でも主演が着あっている俳優ダニエル・クレイグさんは、「早く製作が始まるよう期待する」と、同通信社に対して述べた。以下、略。


内容的にはインターネット上の既報と変らないのですが、白抜き横見出しで、小さいけど結構目立つ記事でした。
記事内容には関係無いけど、ダニエルの苗字の表記が「クレイグ」だったのに、プチ反応。読売新聞のテレビ欄にダニエルの名前が出る時って、何故か「ダニエル・クレーグ」なんだよね。
ちなみにヴィゴは、「ビゴ・モーテンセン」です。いつも頑なにその表記なので、読売新聞的にはそれが決まり事なのかと思ってたよ。
一般紙面とテレビ欄では、校正の基準が違うのかしら? ま、余談ですが。


続いてご紹介するのは、本日ネット上で流れていた、あまり良い気はしないニュース。

【無期限延期の『007』、ボンド役にサム・ワーシントンが浮上!(シネマトゥディ)】
人気シリーズ『007』の第23作目が映画スタジオMGMの存続の危機で製作延期となる中、映画『アバター』で注目された俳優、サム・ワーシントンが、次期ジェームズ・ボンドに抜てきされるのでは、と憶測が広まっている。
BBCオンラインによると、延期となってしまった第23作目では前2作に引き続きダニエル・クレイグがボンドを演じることに決まっていたが、製作の無期限延期を受けキャスティングも不確実に。ダニエルはスタジオ存続危機のニュースを受け、「できるだけ早く企画が再スタートすると信じている」と語っているが、いつ復活するかわからない企画だけに、先行きは不透明だ。そんな中、『アバター』で存在感をあらわし現在は映画『タイタンの戦い』で主演を務めているサムが、ボンド役のスクリーン・テストを受けた。サムは21作目の『007/カジノ・ロワイヤル』でもスクリーン・テストを受けており、未来のジェームズ・ボンドとなる可能性は少なくない。


最初に「憶測が広まっている」と言い訳している上に、ソースも不明瞭。
翻訳の問題もあるんだろうけれども、BBCオンラインの記事とやらが「ダニエルがボンド役に決まっていたが、無期限延期でキャスティングも不確実になった」と云う、既に報じられている内容を指しているのか、それとも「サムがボンド役のスクリーン・テストを受けた」までがBBCオンライン記事に含まれるのか。
私の読解力の問題なのかなあ。判断が付きません。
文章の流れと文末の締め方からすると、「先行きは不透明だ。そんな中〜」以降の文章は、BBCの記事とは違うっぽく読めるんだけど。

しかし、さらっと書いているけど結構大変なことだよね。これ。
だって、「サムがボンド役のスクリーンテストを受けた」って言い切ってるんだよ? 
それが一体何時のことなのか。無期限延期が決まる前なのか後なのか。前であるなら、ボンド23で諸々が決着してダニエルがボンドを卒業した後の次代のボンド役って考えるのが筋だけど、無期限延期が決定後だとしたら。
既にダニエルの降板を前提にテストをしたことになる。…うーむ。

まあ、所詮は憶測記事です。
007シリーズについては、主役のボンドを含め誰がキャスティングされるか、どんな内容になるかは毎度毎度、憶測と希望的観測と悪意のある噂が次から次へと上がってくるのが常。
いちいち反応して騒いでいたら、身が持たないよね…。
八百万の神々にお祈りして、無事に事が解決するのを静かに待ちませう。欧米で起きている問題を八百万の神様に解決できるかどうかは、お釈迦様でも判りゃあしめえ(何故、江戸っ子?)。

ジェームズ・ボンド、最大の危機

    2010.04.20 Tuesday| 23:58 |
とんでもないバッドニュースが飛び込んできました。

2011年公開予定だった007/ボンド映画、MGM財政問題でお蔵入り!(MovieWalker)
007シリーズ第23弾『Bond 23』の製作そのものがお蔵入りになった、とハリウッド・レポーター紙が報じている。
マイケル・G・ウィルソンとバーバラ・ブロッコリの共同声明によれば、「Bond 23プロジェクトを無期限に延期することになった。今後どのような展開があるのか、またいつ公開されるのかなどについてはまったくわからない」状態だそう。


「007」シリーズ第23作の撮影が無期限延期へ(eiga.com)
「007」シリーズの製作を手がけるイオン・プロダクションのマイケル・G・ウィルソンとバーバラ・ブロッコリは4月19日、シリーズ最新第23作、通称「ボンド23」の撮影を無期限で延期することを発表した。
ウィルソンとブロッコリは、「ボンド23の製作は無期限で保留。現在のところ、再開および公開時期のめどは立っていない」と説明した。


ジェームズ・ボンドに何が!? 007シリーズ最新作「Bond 23」が無期限延期(ハリウッドチャンネル)
ダニエル・クレイグ主演の007シリーズ最新作「Bond 23」の製作が無期限延期という驚きのニュースが飛び込んできた。
マイケル・G・ウィルソンとバーバラ・ブロッコリは書面で「『Bond 23』の製作は無期限延期となっている。今後の製作再開の見通しも立っていない」ことを明らかにした。


最初に読んだのが、冒頭のMovieWalkerの記事だったので、かなり焦りました。
引き続きeiga.com、ハリウッドチャンネルとニュースが駆け巡りまして、それぞれの記事を読んだのですが、要するに書いてあることはみな同じ。

・MGMの権利売却が難航。
・2011年11月18日の公開が決定していたが、事態が集結せず。
・不安定な環境なので、プロジェクトを無期限延期。
・現時点では再開の目処は立たず。


まあ、イオン・プロダクションが出した声明が元ネタで、後はどう翻訳して、どう見出しを付けたかだけの違いな訳です。
しかし、無期限とは云え「延期」と「お蔵入り」では、日本語のニュアンスがかなり違うでは無いか。
「お蔵入り」の文字が目に入った時は、プロジェクトが完全に消失したのかと思って、目の前が真っ暗になったよ。
延期ならまだ可能性はある…よね? あると言ってくれい、ブロッコリ!(泣)
要はMGMの問題が片付けばいいんじゃん!と、ムリクリな希望的観測をしてみたいところだが、それが一朝一夕には片付きそうに無いから、波紋を呼ぶのを合点承知でこうした声明文を出したわけだよねえ…。
例えMGM問題が急転直下で解決したとしても、スタッフや関係者、そして何よりもキャスト、中でもダニエルのスケジュールを押さえられるかどうかが問題だ。「無期限延期」を発表した段階で、スケジュールも白紙に戻したって考えるのが自然だしなあ…。
やだ、やだ、やだ、Bond23はダニエル=ボンドじゃなきゃ、やだ。
ダニエルがやんわりと否定しているのは知ってるけど、カジロワ→慰めと来て次回作がクウォンタム三部作の完結編だって信じてたのは、私だけではあるまいて。
これで放り出されて、何時の間にやら、「Bond23」はまたまたニューボンドです、クウォンタム?それ何、美味しいもの?とか云われた日には…イオン・プロダクションに剃刀の刃の一枚や二枚、送ってやらねば気が済まん!ってことになっちゃうぜよ。

…うん、冷静になろう。冷静に、今後についての希望(個人的だが)述べてみよう。

その1.こうなりゃ仕方ない。公開時期は遅れても良い(その上から目線は何?)。
その2.しかし、ボンドは変えるな。ダニエルのスケジュールを死ぬ気で確保せよ。
その3.ボンド引退後はエールをたらふく飲んで腹の出たオヤジになるとか言ってた誰かさん。努々、鍛錬を怠るなかれ。
その4.公開時期が遅れる分、キャスティングと脚本は練りに練ってくれ。
その5.敵役は欧州俳優、または欧州出身俳優でよろしく。バーバラの趣味全開でOKざんすよ。
その6.E・グリーン、・O・キュルリレンコと目力女優が続いたボンドガールはその路線保守。
その7.アクションシーンは、出来ればアクション専門の監督に監修して欲しいぞ。
その8.公開が遅れるんだから、日本公開がそれ以上遅れないよう、配給会社は頑張れ。
その9.公開が遅れるんだから、DVDは出来るだけ早く発売しなはれ。
その10.公開が遅れるんだから、DVD特典はたんまりと付けなはれ。
その11.公開が遅れるんだから、ジャパンプレミアは豪華に! 歴代敵役登場!とか、どだ?
その12.私が言いたいところの歴代敵役は、カジロワ以降だ!(マッツ来日希望と言えよ)


…ちーっとも冷静じゃないじゃん。既に、妄想。
だってさあ、妄想にでも逃げないと、地の底まで落ち込んだ気分が回復しそうに無いのだもの。
くはあっ〜魂がしゅるしゅると抜けていってる自分が、見えまする。

ヴィゴの「The Road」の日本公式サイトが出来たとか、いよいよ今週末は「タイタンの戦い」の公開だね!とか、楽しい話題はまた明日。

うっかり、すっかり、ごめんなさい!

    2010.04.13 Tuesday| 23:58 |
Happy Birthday! James Bond!!
…って、日付詐称はしてないかんね! 記事を書き始めたのは13日だったんだからねっ!!

バキューンッ!


…ボンド中佐に撃たれちゃったい。
昨年に引き続き今年もうっかり、ジェームズ・ボンドのお誕生日をまるっと忘れていた管理人です。すみません。
白状しますと、桜と猫とシャーロック・ホームズにかまけてました。…ホント、すまん。
今年は中の人(=ダニエル)のお誕生日はスルーするし、お約束のようにボンドの誕生日も忘れそうになるしで、ファンとしての心根を疑われそうですが、ちゃんと好きだよ。いやさ、大好きだよ! 次に逢えるのが数年先でも、ちゃんと愛してるともさ!!
…って、遠距離恋愛中に浮気しちゃった言い訳みたいなんは、ヤメレ。

毎度しつこく繰り返しますが、私の映画漬けの日々、このブログもその他諸々も、その原点はジェームズ・ボンドにあり。
2006年の暮れに出会い、2009年に再会し、次に逢えるのは多分2011年。
1968年4月13日生まれ、出会った当初は38歳だったボンドも今年で42歳、再会の折には43歳になっているのですねえ。
月日の流れるのは案外早いけれど、やっぱりファンは気が長くなきゃ、やってられない。
私? ええ、蠍座生まれなものでね、しつこくて気が長いのさ。これからもずっと、ボンドを愛して追いかけるんだからね! お仲間の皆様、一緒に走り続けようね!!


お誕生日を忘れてはいない〜ホントだよ?

    2010.03.20 Saturday| 01:05 |
しつこいようだが、シャーロック・ホームズが可愛過ぎる。
今後、ホームズおよびロバート・ダウニー・Jrに関する記事が増えそうな予感ばりばりなので、左サイドバーに「ロバート・ダウニー・Jr」のカテゴリーを追加しました。
以前に書いた「アイアンマン」や「トロピックサンダー」の記事も移動済み。
でもでも、とっくに観てるのに感想を書いてないダウニー・Jr出演作、一杯あるんだよねえ。宿題を溜め込み過ぎでいつになったら終わるやら見当も付かず涙目になってる8月31日って感じですが…頑張ろう。

さて、ホームズで萌えて大騒ぎはいいんですが、きゃんさんってば何か忘れちゃあいませんか?
いや、忘れてなぞいないのだ。修羅場中も常に頭の中にはあったのだが。本気で時間が無かったのだよ。



ダニエルーっ! 42回目のお誕生日おめでとう!!
38歳の貴方に出会ったのが、2006年の12月。すっかりファンになって夢中になって、ある意味私の人生を変えたのが貴方との出会いでした。
貴方との出会いによって映画全般に関心を持つようになり、ブログやら諸々を始め、沢山のお友達と出会いました。たった三年半で、自分の生活や人生がこれまで変ってしまったことに、今でも時々驚いてみたりします。
マッツだヴィゴだショーンだマチュだダウニー・Jrだと、年中浮かれて大騒ぎをしておりますが、それでも私の「映画を観る人生」の原点は貴方。これらかもずっとファンだし、ずっと好き。
良い映画に一杯出て、様々な人物を演じる貴方を、沢山見せてください。
極東の辺境ブログより、心からの愛を込めて、おめでとうを贈ります。

なーんて書いてますが、実は実はお誕生日は3月2日、まことにもって申し訳ないことに、二週間以上も遅れてのおめでとうです。
ああ情けなや、不甲斐なや。そもそも「007/カジノロワイヤル」とダニエル・クレイグ、そしてマッツ・ミケルセンに萌えに萌え、それがきっかけでこのブログを始めたというのに。
毎年この時期は決算だ確定申告だで忙しいのは事実なんですが、それでも昨年まではちゃんと「おめでとう!」を叫んでいたのにー。
…それだけ今年は余裕が無かったということで、諸々関係者の皆様ご容赦あれ。ってか、ダニエルごめん。
自分の書いた記事をちょいと検索してみたら、ダニエル関連で記事を書いたのって、昨年の10月が最後なんだよね。カジロワ地上波初放送記念でした。ファンを自称しておいて、これは無いよねえ。
情報弱者故、最近のダニエルの動向もあまり知らなかったりする。例のホラー映画は、そろそろ撮影に入るんかしら? それ以外には、何か決まってないのかなあ…。

と、言いつつもー。明日はフランス映画祭で来日している、マチュー・アマルリックの日!なのだ。
例の修羅場のお陰で六本木TOHOシネマズのフランス映画祭チケットは取りはぐれてしまったのだけれども、某まさきさんを隊長とする猟友会に参加、同時開催のユーロスペースでの旧作上映会&舞台挨拶を観に行くのです。



うっふっふー、生マチュだよーん。いつもは宵っ張りの私ですが、明日に向けて早寝をせねば…って、もう1時だけど。お風呂これからだけど。
明日、ユーロスペースに行かれる皆様、頑張ろうね!(何を?)

「007/カジノ・ロワイヤル」地上波初放送を観て

    2009.10.12 Monday| 02:32 |
「007/カジノ・ロワイヤル」地上波初放送が終了、しばし、ほけら〜としておりました。
先の記事でも書いた通りDVDは手元にあるし、映画館のスクリーンでも自宅のテレビ画面でも何度と無く観返している映画だと言うのに、放送が始まる前からワクワクドキドキ。
放送が始まれば少しは落ち着くかと思ったら、全くそんなことは無く。冒頭のモノクロのシーンからいきなりテンション上がりまくり、まるで初めて観る映画のようにワクドキしながら二時間半を過ごしましたよ。
こんなん私だけかしらと思ったら、放送前後に同士諸君よりメッセージ&メールをいただきまして、皆様、私とさして変らぬ心理状態で放送に臨んだ模様。

7月にヴィゴの「オーシャン・オブ・ファイヤー」がNHK-BSで放映された時も同じようなノリ(=DVD持っててもテレビ放映は嬉しい)で記事を書いているんだけど、今回のカジロワのテレビ放映における私個人のテンションの高まりは半端無く。
カジロワはですね、なんと言うのか「私の原点」みたいな、そんな風に考えている映画なので。
この映画が無ければ今こんな風にブログを運営することも、その他の洋画関連の活動も99%の確立でしていなかったと思うし、ダニエル好き、マッツ好き、ヴィゴ好き、ショーン好き、マチュ好き、ああ、もう!堺雅人も付けちゃうぞ!な同好の士の皆さまとお知り合いになったりお友達になったりすることも無かったろうし。
そういう意味では、私の人生を変えた映画でもあるわけで。
最近はめっきり、ヴィゴ、ヴィゴ言ってることが多かったのですが(いや、ほら、タイミング的にね)、それでもやはり、この「007/カジノ・ロワイヤル」と云う映画は私にとって本当に特別な映画であると言うことを再実感させられましたよ。
嗚呼、秋の夜長はやたらとセンチメンタルになっていけねえぜ。

それでもってやっぱり、ダニエル・ボンドは格好良いんだよ。それでもって、可愛いんだよ。
強靭で傲慢で狡賢いかと思えば、情けなかったり弱っちかったりするところが堪んないんだよ。鍛え上げた肉体に鋼の精神を兼ね備えていると見せているのに、その一番芯の部分には脆い柔らかい心が潜んでいるんだよ。
でもってまた、ル・シッフルを演じたマッツが良いんだよねえ。
裏社会に生きる狡猾な男、貴族的で優雅な佇まいの中に卑俗さが見え隠れするエロくて美しくて残忍な男、うっはー、こちらも溜まんないぜよ。
ハイハイ、きゃんさん、涎を垂らさんといてねー。
…って、うっかりこの手のことを書き出すとキリが無くなるので止めときます。

以下、テレビ放送を観ての個人的感想ざんすよ。

【吹き替えについて】

注目のテレビ朝日オリジナル版吹き替えだけど、ボンドとル・シッフルについてはDVD版より良かったように思えます。あくまでも個人的j好みだけど。
ボンちゃんの声が若々しいのと、DVD版に比べて「気取り」が少ないのが良かった。
ル・シッフルについては断然、テレビ版のほうが良かった。DVDはねっちょりしすぎてて、どこのオヤジだよって感じなんだもん…。テレビ版は時折声が甲高過ぎるようにも思えたけど、ちゃんと知性を感じさせる声質になっていたのでね、まあまあでした。
注目の拷問シーン。本来の二人の声や雰囲気、芝居にごく近い声と演技をしていて、ちょいと感動しちゃったい。
逆に違和感を感じたのはソランジュとフェリックス・レイターの二人かなあ。テレビ版のソランジュはちょっと年増過ぎる。DVD版の吹き替えののほうが、年齢と色っぽさのバランスが良い。
レイターについては、テレビ版は声も話し方もちょっと粗野過ぎるような気が。
それと、「ライター」って発音してるのが気になった。原作の翻訳も映画のパンフもレイターなんだから、レイターでいいじゃん、ねえ?


【翻訳について】

かなりオリジナルになっているので、驚いた。DVDの字幕とも吹き替えともかなり違っているので、非常に興味深かった。療養中のボンドにヴェスパーがあれこれ告白するシーンなんて、意訳?ってくらいに違ってた(英語字幕で検証してないので、DVD版と比べてどっちが意訳なんだかは未検証)。
実はね、最初は録画する気が無かったの。DVD持ってるし、テレビはどうせカットされてるし、吹き替えで観ることなんて絶対無いしと思って。
ところがどっこい、冒頭からかなり台詞が違っていることに気付き、マダガスカルのシーン辺りから録画しました。
時間のある時に、どのくらいDVDと違うか検証しようかと。…時間、あるかなあ。


【カットシーン】

23時半までとテレビ朝日さんがかなり頑張って枠を取ってくれたけど、元が長い映画なので、やっぱりチマチマとカットされてたねえ(涙)。
ポーカーシーンは長いので、案の定カットされてましたな。マニアとしてはあのエロポーカーをカットしちゃダメ!あそこは全部観なきゃ!と思うけど、一般ファンにはやっぱり長く感じるだろうし。
本来のMの初登場シーン、ヴィリヤーズを従えてプリプリ怒りながら歩くシーンがカットされてたのが残念。
ボンドがMの自宅に潜入するシーンで初めてMが登場するので、唐突感が否めませんでした。
それと、無理なのは承知してたけど、冒頭とエンディングのテーマソングは丸々カットでしたねえ。あの歌と映像も含めてこそ、カジロワだと思うのだが。


ああ、それにしてもやっぱりカジロワは良いです。
続きも観たくなっちゃったなあ。明日の晩は「慰めの報酬」を観返そうかなあ。

今晩9時、007/カジノ・ロワイヤル

    2009.10.11 Sunday| 12:56 |
いよいよ今晩、「007/カジノロワイヤル」地上波初登場です!

待ちに待ったテレビ放送、「どうせなら、慰めの報酬の公開に合わせて放送してくれれば良かったのにい」等と云う愚痴は今は言うまい。って書いちゃったけど。
まだ昼だと言うのに、わたくしってばドキドキワクワクしちゃって、なんだか仕事が手に付きません。
カジロワはもちろん日本語版DVDを持っておりますし、それどころか、待ちきれずに購入した英国版DVDだって持っているんですが、それなのに何故、こんなにテレビ放送を待ち焦がれていたんでしょうねえ? 我ながら可笑しな心理だと思います。
分析すれば簡単なこと、理由は二つ。
日本国中に散らばっているに違いない、カジロワファンおよびダニエルやマッツのファンと同じ時間に映画を鑑賞できる、ひいては想いを共有出来ると云うこと。
それともう一つ、テレビ放送はレンタルしてまで観ようとは思わない方、ましてやDVDを購入しようなんて絶対に思わない方に、この映画を観てもらうチャンスだということです。
かつての私のように、007シリーズと云うだけで興味を持つことの無かった方にも観てもらって、映画作品としてのカジロワの素晴らしさ、ダニエル・クレイグの、そしてマッツ・ミケルセンの魅力に触れて欲しい。
そういう気持ちが故に、こんなにワクドキしているんでしょうねえ。

テレビ局のサイトをチェックしたところ、今回のテレビ放送における吹き替えは、DVD収録版とは違う、テレビ朝日独自の吹き替え版を新たに製作したとか。
話題作りのためなどにありがちな人気タレントを起用しての吹き替えではなく、特別オーディションまで行って人選したんだそうです。
以前から度々書き散らしておりますように、俳優本位で映画を観る私としては吹き替えは正直興味が無く、地上波だって出来れば字幕で放送して欲しいくらいなのですが、より多くの方に観てもらうためにはそうもいかないと云うのは重々承知。
そう云う意味では、今回のこの「日曜洋画劇場」での試みは興味深い。ボンドがル・シッフルが、いったいどんな声になるのか、かなり楽しみにしております。


それでは皆さま、今晩9時からの「007/カジノ・ロワイヤル」の放送後にまた、お会いいたしましょう。

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